海外の大使館、領事館や外務省本省に勤務し、外国との交渉の先頭に立って活躍するのが外交官です。数年間の研修後、本省勤務と海外勤務を繰り返します。語学力が堪能であることが不可欠ですが、はばひろい教養と強い精神力も求められます。海外勤務にたえる体力と適応能力も必要です。
[なるための進路]
大学の学部は、とくに限定されませんが、外国語学系や国際関係学系がおすすめでしょうか。外交官になるには、国家公務員Ⅰ種試験の「行政」「法律」「経済」区分に合格するか、外務省専門職員採用試験に合格する必要があります。Ⅰ種試験に合格し外務省職員になった人は、将来の幹部候補生としての役割が期待されます。