いじめ問題 中学校が保護者会
7月21日 19時15分
埼玉県草加市の中学校で、男子生徒が同級生に強要されて、校舎の2階から飛び降り大けがをした問題で、学校が緊急の保護者会を開きました。
草加市の市立中学校では、ことし4月、2年生の男子生徒が同級生に強要されて、校舎2階のひさしから飛び降りて、腰などの骨を折る大けがをし、市の教育委員会は、きのう、いじめと判断して生徒と保護者に謝罪をしたことを明らかにしました。
きょうは、緊急の保護者会が開かれ、学校側は、けがをした生徒が同級生から繰り返し飛び降りるよう迫られていたことなど、一連の経緯を説明したということです。そのうえで、けがをした生徒や保護者への謝罪や説明を続けることや、教育相談に力を入れるなどして、再発防止に努める方針などを報告したということです。
「全教職員がこれまで以上に親身(しんみ)になって、子どもたちの声を聞き、子どもたちの状況をしっかり把握できるような態勢をつくりたい。」
「ちょっと具体策が乏しいんで、今後どういう学校の対応をという言葉が少なかったもんだから、これじゃ、ちょっと不安だなという気持ちはあります。」