お百姓が畑を耕している時に、大きな金の固まりを見つけました。
これは大地の女神がめぐんで下さった物に違いないと思ったお百姓は、毎日、大地の女神に感謝を捧げていました。
ところがある日、運命の女神が現れてこう言いました。「どうしてあなたは、あれを大地の女神の贈り物だと決め込んでいるのですか?
わたしがせっかくあなたをお金持ちにしてあげようと思って、めぐんであげた物なのに。
そのくせひょっとして、あの金の固まりを誰かに盗られる様な事でもあれば、その時はきっとあなたは、このわたし、運命の女神の仕業だと思ってわたしを恨むに決まっているでしょう」
このお話しは、自分に良い事をしてくれた人が誰なのかをよく見極めて、ちゃんとその人に恩返しをしなければならないという事を教えています。
一位农夫在耕田的时候,发现了一大块金子。
农夫认为,这一定是大地女神施舍给自己的,
便每天向大地女神拜谢。
可是有一天,命运女神出现了,这样说道:
“为什么你认定那是大地女神的礼物呢?
那可是我想让你变成富人,特意施舍给你的!
可是如果那块金子被谁偷走了的话,
那时你一定会认为是我这个命运女神干的,一定会怨恨我的吧?!”
这则故事告诉我们,必须弄清楚是谁为我们做了好事,
并且必须好好地向那个人表示感谢。