昔々のある日
お日さまが西に沈んで 、日が暮れました。
鳥小屋のニワトリは、みんな止まり木にとまりました。
そして、目を瞑りました。
「明日の朝まで、お休みなさい。」
でも、すぐには眠れません。
一羽のメンドリが、嘴で羽をつついていました。
このメンドリは、毎日、きちんと卵を産む、とてもいいメンドリでした。
ただ、時々面白いことを言っては、みんなを笑わせるくせがありました。
羽をつついているうち、白い羽が一枚、ポロリと下に落ちました。
「あら、羽が一枚落ちたわ。」
と、メンドリは言いました。
でもいいわ。私は羽が 落ちると、それだけ体がすらりとして、きれいになるんですもの。
メンドリは、みんなを笑わせようと思って言ったのです。
けれど、ほかのとりたちは遊び疲れて、みんなスヤスヤと眠ってしまいました。
很久很久以前,有一天。太阳下山,天黑了。
鸡窝里的鸡都停在休息的木杆上。闭起眼睛。
“晚安,明早见。”可是他们还不能马上入睡。
一只母鸡用嘴在啄自己的羽毛。
这只母鸡每天都按时生蛋,是一只很好的母鸡。
只是她有个习惯,经常说笑话,逗大家开心。
她正在啄羽毛,这时一片白色的羽毛掉了下来。
“哎呀,我的羽毛掉了一片。”这只母鸡说到。
“没关系。我的羽毛掉了,会让我的身体更苗条,更漂亮。”
母鸡说这话本来是想逗大家高兴。
但是,其他的鸡都玩累了,都甜甜地睡着了。