むかしむかし、ある国に王子さまがいました。
王子さまも年頃で、そろそろおきさきをむかえたいと思いました。
けれど王子さまにふさわしいおきさきは、本物の完全なお姫さまでなくてはなりません。
そこで王子さまは世界中を旅して回り、どこから見ても完全なお姫さまを探しました。
ところがどのお姫さまも、美人でなかったり、品がなかったりして、どうしても王子さまのおめがねにかないません。
王子さまはガッカリして国へ戻ると、すっかり気持ちが沈んでしまいました。
そんなある夜の事、ひどいあらしの中を誰かが訪ねてきました。
城の門を開けると、雨にぐっしょりぬれた一人の娘が立っていました。
「わたしは王子さまがお探しになっている、本物の姫です」
娘がそう言うので、その夜は城に泊めてやることにしました。
有棵核桃树生在路的正中央,所以路过的人们都用石头打它。
核桃树叹息道:“我真可怜。通常,我能结出好吃的果实,会受到人们的重视,可是就因为生在这里我才这么倒霉。”
这则故事是比喻那些自己好不容易有很多优点,却因为命运不济而遭受难堪的人。