ある日のことです。お母さんが仕事から帰ってくると、女の子が言いました。
「見て、窓のとことに緑色の物が見えるのよ。あれは、なあに?」
お母さんは窓を開けてみました。エンドウの葉っぱです。
土の上に落ちたエンドウ豆が、芽を出していたのです。
女の子も、お母さんも喜びました。
さびしがっていた女の子は、ドンドン伸びるエンドウ豆を見ていると、自分も元気になるような気がしました。
そして本当に、一日一日と病気がよくなってきたのです。
「あたし、もう病気が治ったわ。どうもありがとう。エンドウ豆の小さいお花さん。」
五番目のエンドウ豆の花は、すっかり元気になった女の子を見て、うれしそうに風に揺れていました。
でも、ほかのエンドウ豆はどうなったでしょう?
一番目のエンドウ豆も、二番目のエンドウ豆も、三番目のエンドウ豆も、ハトに見付かって食べられてしまいました。
でも、ハトが喜んで食べたので、エンドウ豆も喜んでいました。?
ところが、四番目のエンドウ豆は溝に落ちて、こう言っています。
「ぼくは、偉いんだ。溝の水をたくさん飲んで、こんなに大きく膨れてるんだから。」
一天, 母亲工作回来,女孩问:
“妈妈,你看,从窗玻璃旁边探出头来的那个绿东西,那是什么呢?”
母亲打开窗子。
是豌豆的叶子。
落到土里的豌豆发芽了、
女孩和母亲都很高兴。
孤独的女孩,看着茁壮成长的豌豆,觉得自己的身体也越来越好了。
她的病真的一天天好起来了。
“我的病已经完全好了。谢谢你。小小的豌豆花。”
第五粒豌豆看着康复的女孩,高兴地随风舞动。
其余的几粒豌豆怎么样了呢?
第一粒、第二粒、第三粒豌豆,都被鸽子发现,成了它的美餐。
不过鸽子吃它们的时候很高兴,所以豌豆们也很高兴。
可是那第四粒,却落到水沟里去了,它说:
“我最了不起了。我喝了好多的脏水,我胀得多大啊。”