ワシが悲しい顔で、木の枝に止まっていました。
「どうしました? どうして、そんなに悲しんでいるのですか?」一緒の木に止まっていたトビが、やさしく声をかけました。
「実は、わたしは、自分に合うお婿さんが欲しいのですが、どこを探しても見つからないのです」
するとトビが、 「それでは、このぼくではどうでしょう? ぼくはトビですが、ワシのあなたよりも強いですからね」
「まさか。あなたの小さな体で、どうやって、わたしたち二人の食べ物を捕まえるというのですか?」
「ハッハハハ。大丈夫ですよ。ぼくはしょっちゅう、ダチョウを自慢のカギ爪で仕留めて運び去るのですから。あなたには、贅沢をさせてあげますよ」ワシはこの言葉に心を動かされて、トビと結婚しても良いと言いました。
「では、すぐに結婚式だ」 それからすぐ結婚式がとり行われ、ワシはトビのお嫁さんになりました。
「あなた。さあ、約束通り、ダチョウを捕まえてきて下さいな」トビは空高く舞い上がると、狩りに出かけました。
しかし、長い時間かかった末に持ち帰ったのは、やせたネズミが一匹でした。
しかも、すでに死んでいたネズミらしく、腐っていてとてもくさい匂いがしました。
「まあ、これが今日のご飯なの? わたしにダチョウを取って来てくれる約束をしたのに」すると、トビは言いました。
「あの時、ああ約束しなければ、君の様な鳥の王家の者とは結婚出来なかっただろうからね。さあ、このネズミを全部あげるよ」
この後、ワシとトビがどうなったかはご想像にお任せしますが、このお話しのトビの様に、男の人は女の人の前で見栄を張ります。
女の人は男の人が本当に頼れる人かどうか、よく考えてからお付き合いをしましょう。
鹫表情悲伤地停在枝头。
“怎么了?为什么那么悲伤啊?”停在同一棵树上的老鹰亲切地问道
“说真的,我想找一个与自己相配的郎君,可是在哪儿都没找到。”
老鹰答道:“那,我怎么样?我虽是老鹰,可是比你鹫还厉害。”
“怎么可能呢?你怎么能用你那小小的身体捕捉到我们两个的食物呢?”
“哈哈哈哈。没有问题的。因为我经常用我这了不起的鹰钩爪子逮住鸵鸟,把它运走呢。我肯定能让你过上奢华富足的日子。”
鹫被老鹰的话打动了,说可以老鹰成亲。
“那赶快举行婚礼吧!”
然后,他们马上举行了婚礼,鹫成了老鹰的新娘。
“喂,老公。照咱们说好的,你去逮一只鸵鸟来吧。”
老鹰高高地飞向空中寻找猎物去了。
但是,用了很长时间,结果却只带回来一只瘦小的老鼠。
而且,看上去还是一只已经死了的,烂了,臭的不得了。
“哎呀,这就是今天的饭吗?你不是跟我说过要给我逮鸵鸟的吗?”
于是,老鹰说了:“那个时候,要是不那么约定的话,可能就不会同你这鸟类的王族结婚了。 来吧,这只老鼠全都给你。”
从此以后,鹫和老鹰会怎样,任您想象。
像这则故事里的老鹰那样,男人总是在女人面前臭显摆。
女人要认真考虑男人靠不靠得住之后再跟他交往。