けちんぼうが、自分の財産を金に代えて、その金の固まりをある場所に埋めました。
そうすると、けちんぼうは自分の生きがいも元気も、全部金の固まりと一緒に埋めた様な気持ちになってしまいました。
それで毎日、埋めた宝を見に行きました。
1人の職人が毎日やってくるけちんぼうを観察して、なぜ来るのかを見破りました。
そこで、けちんぼうが帰った後で土を掘り起こし、金の固まりを盗んでしまいました。
次の日、けちんぼうが来てみますと、穴は空っぽになっていました。
けちんぼうは髪の毛をかきむしって、おいおい泣き出しました。
泣いているけちんぼうを見た人が、心配して声をかけましたが、わけを知ると、「なんだ、それじゃあ、泣く事はないでしょう。
だってあなたは、金の固まりがあった時も、持っていないと同じだったのだから。
だったら、石ころを持ってきて、金の固まりの代わりに埋めて、それが金の固まりだと思っていれば良いじゃありませんか。
石ころが金の固まりの役目を果たしてくれますよ。あなたは金がそこにあった時も、金をちっとも役立てなかったらしいからね」
このお話しは、どれほどの金持ちでも、お金を使わずにただ持っているだけなら、貧乏人と同じだという事を教えています。
有个守财奴把自己的财产,换回了金子,并把金块埋在一个地方。
这样一来,守财奴觉得自己的生存价值和精力好像都跟金块一起被埋起来了。
于是,他每天都去看他埋的财宝。
有个手艺人,仔细观察每天都来的守财奴,识破了他来的原因。
因此,守财奴走后,掘出土,偷走了金块。
第二天,守财奴来了一看,洞里空空如也。
便揪着头发呜呜地哭了起来。
有个人看见痛哭的守财奴,担心地跟他打招呼,知道原因后,说道:“哎呀,那样的话,也没必要哭啊。因为你有金块和没有时一样。这样的话,去拿些石块来,代替金块埋了,你就认为它们是金块不就得了嘛。它能发挥与金块相同的作用。
因为金子在那里的时候,你好像也从没让它们起过一点作用。”
这则故事说明,无论多么有钱,光拿着不花的话,跟穷人没有任何区别。