ライァとロバとキツネが仲間になって、一緒に狩りに行きました。
たくさんの獲物が捕れた時、ライァはロバに獲物を分けてくれと頼みました。
ロバは全体を3等分して、「ライァさんから、どうぞ1つお取りなさい」
と、言いました。
ライァは腹を立てて、ロバに飛びかかって食い殺してしまいました。
そして今度は、キツネに分けてくれと頼みました。
キツネは、くずの様な切れ端を、少し自分に取っただけで、全部をひと山にしてライァに、「どうぞ、お取りなさい」と、進めました。
ライァが、「こう言う分け方を、誰から教わったのかね」と、聞きますと、キツネは、
「ロバくんの、不幸な死に方です」
人は身近な人の不幸を見る事によって利口になるものだと、このお話しは教えています。
人の失敗を見て笑うのではなく、自分ならどうするかを考えるのです。
狮子、驴和狐狸结伴去打猎。
他们捕获了许多猎物之后,狮子命令驴把猎物分一分。
驴把所有的东西平均分成三份,说:“请狮子先生拿一份。”
狮子勃然大怒,猛扑过去把驴咬死了。
这次,狮子又命令狐狸来分。
狐狸把所有的猎物都堆在一起,仅留一点点碎渣给自己,劝狮子说:“请您来拿。”
狮子问他:“是谁教你这种分法的?”
狐狸回答说:“是驴的不幸的死法。”
这则故事说明,看到身边人的不幸,自己应该学聪明。
看到别人的失败不要嘲笑,应该想一想如果换成自己该怎样做。