エコロジー・ブームに便乗して、「パロッティング」(聞きかじったことをそのまま自分の意見のように繰り返すこと、パロットは英語でオウムの意)することへの強烈な皮肉、とまずは取れる。そこで終わると時流への単なる当てこすりだが、「伐ろう」「ふさごうよ」からは、親しげな呼びかけの下に隠れたより無根拠な暴力性が読みとれような気がする。短詩型作品に作者本人の姿を読みとろうとする傾向は強いと思うが、ここで発話している存在はいったい誰(何)か。この句を書き、また読む者のポジションはむしろ、この発話をとつぜんどこから響いてくる声に聞きとってしまう立場ではないだろうか
樹を伐ろう鸚鵡の口をふさごうよ
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