ハリーはもう一度写真に目をやった。パーシーは七年生、ホグワーツでの最終学年だったが、ことさら得とく意い満まん面めんに写っていた。きちんととかした髪かみにトルコ帽ぼうを小粋こいきにかぶり、そこに「首席」バッジを留とめつけ、角かく縁ぶちのメガネがエジプトの太陽に輝かがやいている。
ハリーはプレゼントの包みのほうに取りかかった。ガラスのミニチュア独ご楽まのようなものが入っていた。その下にロンのメモがもう一枚あった。
ハリー――これは携けい帯たいの「かくれん防ぼう止し器き」でスニーコスコープっていうんだ。胡う散さん臭くさいやつが近くにいると光ってくるくる回りだすはずだ。ビルはこんなもの魔法使いのお上のぼりさん用のちゃちな土産みやげ物もので、信用できないっていうんだ。だって昨日きのうの夕食の時もずっと光りっぱなしだったからね。だけど、フレッドとジョージがビルのスープにカブトムシを入れたのにビルは気づいてなかったんだ。
じゃあね――――――――――ロン
スニーコスコープをベッド脇わきの小こ机づくえに置くと、独こ楽まのように尖せん端たんでバランスを取ってしっかりと立った。夜光やこう時計どけいの針はりの光が反はん射しゃしている。ハリーはうれしそうに、しばらくそれを眺ながめていたが、やがてヘドウィグの持ってきた包みを取り上げた。
中身はまたプレゼントだった。今度はハーマイオニーからの誕たん生じょう祝いわいカードと手紙が、入っていた。
哈利又去看那张照片。珀西七年级了,这是他在霍格沃茨的最后一年,他在照片上看起来特别自命不凡。整齐的头发上戴着一顶土耳其帽,他已经洋洋得意地把男生领袖的徽章别在这顶帽子上了,角质边的眼镜在埃及的阳光下闪闪发光。
现在哈利转向给自己的礼物,动手拆开包裹。包裹里面的东酉好像是小型的陀螺。陀螺下面还有罗恩写的一张便条:哈利—— 这是一个袖珍窥镜。如果周围有什么不可信任的人。它就会发出亮光并且旋转起来。比尔说这等于垃圾,是卖给旅游的男巫的,而且这东西不可信赖,因为昨晚晚餐时分它一直在发亮。但他不知道弗雷德和乔治已经往他的汤里放了甲虫。再见罗恩哈利把这个袖珍窥镜放在他床边的小桌子上,陀螺在它的尖端部分上取得了平衡,很稳当地站在那里,反映出哈利钟上发光的指针。他高兴地看着陀螺,看了好几秒钟,然后拿起海德薇带来的包裹。
包裹里面也有一份包扎起来的礼物、一张卡片和一封信,这是赫敏送的。