巨大な紫色のヒキガエルが一ひとつがい、ペロリペロリと死んだクロバエのご馳走ちそうを飲み込こんでいた。大ガメが一頭、窓まど際ぎわで宝石をちりばめた甲羅こうらを輝かがやかせている。オレンジ色の毒どくカタツムリは、ガラス・タンクの壁へき面めんをヌメヌメとゆっくり這はい登っていたし、太った白ウサギはポンと大きな音をたてながら、シルクハットに変身したり、元のウサギに戻もどったりを繰くり返していた。ありとあらゆる色の猫、ワタリガラスを集めたけたたましいケージ、大声でハミングしているプリン色の変な毛玉のバスケット。カウンターには大きなケージが置かれ、毛け並なみも艶つややかなクロネズミが、ツルツルした尻尾しっぽを使って縄跳なわとびのようなものに興きょうじていた。
二叉イモリの先客がいなくなり、ロンがカウンターに行った。
「僕ぼくのネズミなんですが、エジプトから帰ってきてから、ちょっと元気がないんです」
ロンが魔女に説明した。
「カウンターにバンと出してごらん」
魔女はポケットからがっしりした黒くろ縁ぶちメガネを取り出した。
ロンは内ポケットからスキャバーズを取り出し、同どう類るいのネズミのケージの隣となりに置いた。跳とびはねていたネズミたちは遊びをやめ、よく見えるように押し合いへし合いして金かな網あみの前に集まった。
ロンの持ち物はたいていそうだったが、スキャバーズもやはりお下がりで(以前はロンの兄、パーシーのものだった)、ちょっとよれよれだった。ケージ内の毛艶けづやのよいネズミと並べると、いっそうしょぼくれて見えた。
一对有着巨大眼睛的紫色蟾蜍坐在那里,不讨人喜欢地狼吞虎咽。正享用着一只死丽蝇。一只硬壳上有宝石镶饰的大乌龟在靠近窗子的地方炫耀。有毒的橘色蜗牛正从它们的玻璃箱的边缘慢慢地冒出来,一只肥胖的白兔予不断地变成一顶丝质的高顶礼帽以后又变回来,发出响亮的噗噗声。然后是各种颜色的猫、一笼吵吵闹闹的渡鸦、一篮子可笑的芥末色的软毛球大声哼哼着,柜台上有一个大笼子,里面是柔滑的黑色耗子,正在用它们长长的秃尾巴玩着某种蹦跳游戏。
养双尾蝾螈的男巫走了,罗恩走近柜台。
“这是我的耗子,”他对那女巫说。“自从我把它从埃及带回来以后,它就一直有点不大好。”
“把它放到柜台上。”那女巫说,一面从她的口袋里掏出一副沉重的黑眼镜来。
罗恩把斑斑从他里面的口袋里拿了出来,放在离它的同类耗子不远的地方。笼子里的耗子不玩蹦跳游戏了,纷纷挤到笼子边上,想看得清楚些。
“这是我的耗子,”他对那女巫说。“自从我把它从埃及带回来以后,它就一直有点不大好。”
“把它放到柜台上。”那女巫说,一面从她的口袋里掏出一副沉重的黑眼镜来。
罗恩把斑斑从他里面的口袋里拿了出来,放在离它的同类耗子不远的地方。笼子里的耗子不玩蹦跳游戏了,纷纷挤到笼子边上,想看得清楚些。
斑斑就像罗恩占有的所有东西一样是旧货(他曾经属于罗恩的哥哥珀西),而且有一点伤痕累累的样子。和笼子里油光水滑的耗子相比,它看上去特别地愁眉苦脸。