吸魂鬼の頭巾ずきんの下には何があるかの答えがあまりにも恐ろしく、ハリーは聞かなければよかったと、半なかば後こう悔かいした。魂を吸い取られるのはどんな感じなのだろうと、気の滅め入いるような想像に没ぼっ頭とうしていたので、階段の途と中ちゅうで、マクゴナガル先生にもろにぶつかってしまった。
「ポッター、どこを見て歩いているんですか!」
「すみません、先生」
「グリフィンドールの談だん話わ室しつに、あなたを探しにいってきたところです。さあ、受け取りなさい。私わたくしたちに考えつくかぎりのことはやってみましたが、どこもおかしなところはないようです。――どうやら、ポッター、あなたはどこかによい友達をお持ちのようね……」
ハリーはポカンと口を開けた。先生がファイアボルトをさし出している。以前と変わらぬすばらしさだ。
「返していただけるんですか?」ハリーはおずおずと言った。「ほんとに?」
「本当です」マクゴナガル先生は、なんと笑みを浮かべている。
「たぶん、土曜日の試合までに乗り心地を試ためす必要があるでしょう? それに、ポッター――がんばって、勝つんですよ。いいですね? さもないと、わが寮りょうは八年連続で優勝戦から脱だつ落らくとなります。つい昨夜さくや、スネイプ先生が、ご親切にもそのことを思い出させてくださいましたしね……」
ハリーは言葉も出ず、ファイアボルトを抱かかえ、グリフィンドール塔とうへと階段を上った。角かどを曲がった時、ロンが全ぜん速そく力りょくでこちらに走ってくるのが見えた。顔中で笑っている。
哈利恍恍惚惚地希望他没有问摄魂怪头巾下面有什么这个问题,因为这个答案是如此可怕,他沉浸在灵魂被吸走会有什么感觉的想法里,所以在楼梯上竟和麦格教授撞个正着。
“看看你在往哪里走,波特!”
“对不起,教授—— ”
“我刚才到格兰芬多的公共休息室里去找你。唔,给你,我们凡是想得到的事都做过了,好像这把扫帚根本没有什么不正常的地方—— 你在什么地方有个很好的朋友呢,波特......”
哈利张大了嘴。她正把他的火弩箭拿出来,它看上去和以前一样漂亮。
哈利张大了嘴。她正把他的火弩箭拿出来,它看上去和以前一样漂亮。
“我可以拿回去了吗?”哈利低声问道,“当真能拿了?”
“当真。”麦格教授说,她真的在微笑。“我敢说星期六比赛以前你就想试试它了,对不对?还有,波特—— 努把力打赢啊,好不好?要不然我们就连续八年拿不到奖杯了,这是斯内普教授昨晚好心地提醒我的......”
哈利一句话也说不出来,他拿了火弩箭回身上楼到格兰芬多塔楼去了。他拐过一个弯的时候,看见罗恩向他箭也似的冲过来,笑得嘴都合不上了。
“当真。”麦格教授说,她真的在微笑。“我敢说星期六比赛以前你就想试试它了,对不对?还有,波特—— 努把力打赢啊,好不好?要不然我们就连续八年拿不到奖杯了,这是斯内普教授昨晚好心地提醒我的......”
哈利一句话也说不出来,他拿了火弩箭回身上楼到格兰芬多塔楼去了。他拐过一个弯的时候,看见罗恩向他箭也似的冲过来,笑得嘴都合不上了。