「僕ぼく、大だい丈じょう夫ぶです。何にもする必要がありません」ハリーが言った。
「おや、またあなたなの?」
マダム・ポンフリーはハリーの言葉を無む視しし、屈かがみ込こんでハリーを近々と見つめた。
「さしずめ、また何か危険きけんなことをしたのでしょう?」
「ポッピー、吸魂鬼ディメンターなのよ」マクゴナガル先生が言った。
二人は暗い表情で目を見み交かわした。マダム・ポンフリーは不満そうな声を出した。
「吸魂鬼を学校の周まわりに放はなつなんて」
マダム・ポンフリーはハリーの前まえ髪がみをかき上げて額ひたいの熱を測はかりながらつぶやいた。
「倒れるのはこの子だけではないでしょうよ。そう、この子はすっかり冷えきってます。恐ろしい連中ですよ、あいつらは。もともと繊せん細さいな者に連中がどんな影えい響きょうを及ぼすことか――」
「僕、繊細じゃありません!」ハリーは反発した。
「ええ、そうじゃありませんとも」
マダム・ポンフリーは、今度はハリーの脈を取りながら、上うわの空で答えた。
「この子にはどんな処置しょちが必要ですか?」
マクゴナガル先生がきびきびと聞いた。
「絶ぜっ対たい安あん静せいですか? 今夜は病びょう棟とうに泊とめたほうがよいのでは?」
「僕、大丈夫です!」
ハリーは弾はじけるように立ち上がった。病棟に入院させられたとなればドラコ・マルフォイに何を言われるか、考えただけで苦痛くつうだった。
“我好好的,”他说,“我不需要任何—— ”
“哦,是你啊?”庞弗雷夫人说,完全不理他的话,一面弯下身子以便更近一点看他。“我想你又做了什么危险的事了吧?”
“是一个摄魂怪,庞弗雷。”麦格教授说。
她们交换了个不明显的眼色,庞弗雷夫人发出不赞同的咯咯声。
“让摄魂怪驻扎在学校周围,”她咕哝着把哈利的头发拨开,摸摸他的额角。“他不会是第一个崩溃的人。是啊,他全身又冷又湿。那是些可怕的东西,它们对那些经不起碰的人所产生的影响—— ”
“我可不是经不起碰的!”哈利发怒地说。
“你当然不是啦。”庞弗雷夫人心不在焉地说,摸着哈利的脉。
“他需要什么?”庞弗雷夫人轻快地问,“卧床休息?他今晚应该在医院里度过吗?”
“我好好的!”哈利说着,跳起身来。如果他必须进医院,德拉科马尔福不知道会说些什么,想到这一点,他就觉得是一种折磨。
“你当然不是啦。”庞弗雷夫人心不在焉地说,摸着哈利的脉。
“他需要什么?”庞弗雷夫人轻快地问,“卧床休息?他今晚应该在医院里度过吗?”
“我好好的!”哈利说着,跳起身来。如果他必须进医院,德拉科马尔福不知道会说些什么,想到这一点,他就觉得是一种折磨。