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第6章 鉤かぎ爪づめと茶の葉 (12)

时间: 2023-03-21    进入日语论坛
核心提示:「今日の授じゅ業ぎょうはここまでにいたしましょう」トレローニー先生が一段と霧きりのかなたのような声で言った。「そうどうぞ
(单词翻译:双击或拖选)

「今日の授じゅ業ぎょうはここまでにいたしましょう」

トレローニー先生が一段と霧きりのかなたのような声で言った。

「そう……どうぞお片づけなさってね……」

みんな押し黙だまってカップをトレローニー先生に返し、教科書をまとめ、カバンを閉じた。ロンまでがハリーの目を避さけていた。

「またお会いする時まで」トレローニー先生が消え入るような声で言った。

「みなさまが幸運でありますよう。ああ、あなた――」先生はネビルを指差ゆびさした。「あなたは次の授業に遅れるでしょう。ですから授業についていけるよう、とくによくお勉強なさいね」

ハリー、ロン、ハーマイオニーは無言でトレローニー先生の梯子はしごを下り、曲がりくねった階段を下り、マクゴナガル先生の「変へん身しん術じゅつ」のクラスに向かった。マクゴナガル先生の教室を探し当てるのにずいぶん時間がかかり、「占うらない術じゅつ」のクラスを早く出たわりには、ぎりぎりだった。

ハリーは教室の一番後ろの席を選んだが、それでも眩まぶしいスポットライトにさらされているような気がした。クラス中がまるでハリーがいつ何なん時どきばったり死ぬかわからないと言わんばかりに、ハリーをちらりちらりと盗ぬすみ見ていた。マクゴナガル先生が「動物もどきアニメーガス(自由に動物に変身できる魔法使い)」について話しているのもほとんど耳に入らなかった。先生がみんなの目の前で、目の周まわりにメガネと同じ形の縞しまがあるトラ猫に変身したのを見てもいなかった。

「まったく、今日はみんなどうしたんですか?」

マクゴナガル先生はポンという軽い音とともに元の姿に戻もどるなり、クラス中を見回した。

「別にかまいませんが、私わたくしの変身がクラスの拍はく手しゅを浴あびなかったのはこれが初めてです」

みんながいっせいにハリーのほうを振り向いたが、誰もしゃべらない。するとハーマイオニーが手を挙あげた。

「先生、私たち、『占うらない学がく』の最初のクラスを受けてきたばかりなんです。お茶の葉を読んで、それで――」

「ああ、そういうことですか」マクゴナガル先生は顔をしかめた。

「ミス・グレンジャー、それ以上は言わなくて結けっ構こうです。今年はいったい誰が死ぬことになったのですか?」

みんないっせいに先生を見つめた。



  “我想今天的课就上到这里吧,”特里劳妮教授说,用的是她最模糊的嗓音,“请收拾好你们的东西..” 
  整个班级默默地把茶杯还给了特里劳妮教授,合上书,收拾起书包。就连罗恩也不敢正视哈利。 
  “在我们再见面以前,”特里劳妮教授虚弱地说,“祝大家好运。哦,亲爱的—— ”她指指纳威,“下堂课你会迟到,所以,记着要额外努力才能赶上大家。” 
  哈利、罗恩和赫敏一言不发地走下特里劳妮教授的楼梯和螺旋形楼梯,然后去上麦格教授的变形课。他们花了很长时间才找到了教室,所以,尽管早就离开了占卜课教室,他们也不过刚刚赶上点。 
  哈利挑了个后排座位,觉得自己好像是坐在特别显眼的地方一样;班上其他人不断向他投来鬼鬼祟祟的目光,好像他随时都会倒地而死。麦格教授在对他们讲授有关阿尼马吉(能够使人随心所欲地变成各种动物的魔法)的知识。他几乎全没听进去,她在众目睽睽之下变成了一只斑猫,眼睛周围有眼镜的痕迹,哈利甚至看都没看。 
  “说真的,你们今天都怎么了?”麦格教授说,这时,伴随着轻微的噗的一声。她已经变回原形,并且环视着这些学生。“这倒不要紧,不过我的变形没有博得全班的掌声,这还是第一次。” 
  大家的脑袋都再次转向哈利,但没人说话。这时赫敏举起了手。 
  “教授,我们刚刚上了占卜课,我们读解茶叶,而且—— ” 
  “啊,当然,”麦格教授说,突然皱起了眉头,“没有必要再说下去了,格兰杰小姐。告诉我,今年你们之中谁会死啊?” 
  大家都瞪眼看着她。 
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