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第6章 鉤かぎ爪づめと茶の葉 (22)

时间: 2023-03-21    进入日语论坛
核心提示:「僕ぼく、校内を歩くのは許されてるんだ」ハリーはむきになった。「シリウス・ブラックは、ここではまだ吸魂鬼ディメンターを出
(单词翻译:双击或拖选)

「僕ぼく、校内を歩くのは許されてるんだ」ハリーはむきになった。

「シリウス・ブラックは、ここではまだ吸魂鬼ディメンターを出し抜いてないだろ?」

そこで三人は宿題を片づけ、肖しょう像ぞう画がの抜け穴から外に出た。果たして外出していいものかどうか、完全に自信があったわけではないので、正面玄げん関かんまで誰にも会わなかったのはうれしかった。

まだ湿り気を帯びたままの芝生しばふが、黄たそ昏がれの中でほとんど真っ黒に見えた。ハグリッドの小屋にたどり着き、ドアをノックすると、中から「入ってくれ」と呻うめくような声がした。

ハグリッドはシャツ姿で、洗い込まれた白木しらきのテーブルの前に座っていた。ボアハウンド犬のファングがハグリッドの膝ひざに頭を乗せている。ひと目見ただけで、ハグリッドが相当深ふか酒ざけしていたことがわかる。バケツほどもある錫すず製せいのジョッキを前に、ハグリッドは焦しょう点てんの合わない目つきで三人を見た。

「こいつぁ新しん記き録ろくだ」三人が誰かわかったらしく、ハグリッドがどんよりと言った。

「一日しかもたねえ先生なんざ、これまでいなかったろう」

「ハグリッド、まさか、クビになったんじゃ!」ハーマイオニーが息を呑のんだ。

「まーだだ」ハグリッドはしょげきって、何が入っているやら大ジョッキをぐいと傾けた。

「だけんど、時間の問題だわ、な。マルフォイのことで……」

「あいつ、どんな具合?」三人とも腰掛こしかけながら、ロンが聞いた。「大したことないんだろ?」

「マダム・ポンフリーができるだけの手当てをした」ハグリッドがぼんやりと答えた。「だけんど、マルフォイはまだ疼うずくと言っとる……包ほう帯たいぐるぐる巻きで……呻うめいとる……」

「ふりしてるだけだ」ハリーが即座そくざに言った。

「マダム・ポンフリーなら何でも治なおせる。去年なんか、僕ぼくの片かた腕うでの骨を再生させたんだよ。マルフォイは汚きたない手を使って、怪け我がを最大限に利用しようとしてるんだ」

「学校の理り事じたちに知らせがいった。当然な」ハグリッドは萎しおれきっている。

「俺おれがはじめっから飛ばしすぎたって、理事たちが言うとる。ヒッポグリフはもっとあとにすべきだった。……レタス食い虫フロバーワームかなんかっから始めていりゃ……イッチ番の授じゅ業ぎょうにはあいつが最高だと思ったんだがな……みんな俺が悪い……」


“我可以穿行场地,”他直截了当地说,“小天狼星布莱克还没有越过摄魂怪吧,是不是?”这样他们就收拾好东西,走出肖像画上的洞,高兴的是一路上没有遇到任何人就走到了大门口,他们拿不准是不是允许他们出去。草地还是湿的,在暮色中看上去几乎是黑色的。他们走到海格的小屋,敲了门,一个声音吼道:“进来。”海格只穿着衬衣坐在他那擦洗干净的木桌旁边,他的猎狗牙牙,脑袋搁在海格的腿上;一眼看去他们就知道海格已经喝了很多酒,他面前放着一个大得和水桶差不多的单柄大酒杯,他似乎很难看清他们。“恐怕这是个新记录,”他认出了他们之后就口齿不清地说,“我想他们还从来没有过只干了一天的教师。”“没有解雇你吧,海格!”赫敏喘着气说。 
  “还没有呢,”海格悲哀地说,从单柄大酒杯里又喝了一口不知是什么东西,“不过这只是时间问题罢了,是不是,在马尔福.一”“他现在怎么样?”罗恩说,这时他们都坐了下来,“伤得不严重吧?”“庞弗雷夫人尽她所能给他治疗,”海格迟钝地说,“但是他仍旧说很痛..用绷带包扎起来了..还在呻吟..”“他在装假,”哈利马上说,“庞弗雷夫人什么都能治。去年她让我的一半骨头重新生长起来了。马尔福准会拼命利用这件事捞好处的。” 
  “学校主管人员当然都知道了这件事,”海格悲哀地说,“他们认为我冒进了。应该过些时候再让鹰头马身有翼兽上场..完成了弗洛伯毛虫或者别的什么以后再..本来以为能把第一课弄好的..这都怪我..” 

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