ハリーはトレローニー先生の、あの息の詰つまるような塔とう教室での授業にもだんだん嫌気いやけがさしてきた。変に傾いた形や印を解かい読どくしたり、先生がハリーを見るたびにあの巨大な目に涙をいっぱい浮かべるのを、なんとか無む視ししようと努力するのがうんざりだった。先生を崇すう拝はいに近い敬意けいいで崇あがめる生徒もたくさんいたが、ハリーはトレローニー先生がどうしても好きになれない。パーバティ?パチルやラベンダー?ブラウンなどは、昼食時に先生の塔に入り浸びたりになり、みんなが知らないことを知ってるわよとばかりに、鼻持はなもちならない得とく意い顔がおで戻もどってくる。おまけにこの二人は、まるで臨りん終じゅうの床とこについている人に話すように、ひそひそ声でハリーに話しかけるようになった。
「魔法まほう生せい物ぶつ飼し育いく学がく」の授業は、最初のあの大だい活かつ劇げきのあと、とてつもなくつまらないものになり、誰も心しんから好きにはなれなかった。ハグリッドは自信を失ったらしい。生徒は毎回毎回、レタス食い虫フロバーワームの世せ話わを学ぶはめになったが、こんなにつまらない生き物は、またとないに違いない。
「こんな虫を飼育しいくしようなんて物好きがいるかい?」
レタス食い虫のヌラリとした喉のどに刻きざみレタスを押し込む、相あいも変わらぬ一時間のあと、ロンがぼやいた。
しかし、十月になると、ハリーは別のことで忙いそがしくなった。授業の憂うさを晴らす、楽しいことだった。クィディッチ?シーズンの到とう来らいだ。グリフィンドール?チームのキャプテン、ァ£バー?ウッドが、ある木曜日の夕方、今シーズンの作戦会議を招しょう集しゅうした。
哈利也越来越怕在特里劳妮教授令人窒息的教室里所上的课,在那里他们要解读各种倾斜的形状和象征,每次特里劳妮教授那双大眼睛泪汪汪地看着他的时候,他都要假装不在意。他没法喜欢特里劳妮教授,尽管班上多数学生尊敬她,甚至还有点敬畏。帕瓦蒂帕蒂尔和拉文德布朗喜欢在午饭时分到特里劳妮教授的教室去,回来的时候,总是一险令人心烦的优越感,好像他们知道了别人不知道的事情一样。不管什么时候,只要他们对哈利说话,他们的声音就变得轻轻的,就好像他已经停尸在床了。
没有人真正喜欢保护神奇生物课,这门课在充满行动的第一课以后.变得十分沉闷。海格好像失去了信心。现在他们一课又一课地学习如何照顾弗洛伯毛虫,它们一定是现有的最烦人的生物。
“为什么要有人去烦神照顾它们呢?”罗恩在又花了一个小时把切细的莴苣往弗洛伯毛虫黏滑的喉咙里塞的时候这样说。
然而,十月初,哈利有了让他专心的事情,这类事情很有趣,足以弥补他那些没上好的课给他带来的烦恼。魁地奇季节赛临近了,一个星期二晚上,格兰芬多队的队长奥利弗伍德召集了一次会议, 讨论新季节的战术。