その時ハリーには、ハーマイオニーの不ふ可か解かいな時間割の秘密ひみつを深く考える余裕よゆうはなかった。スネイプの宿題をせっせと片づけなければならなかった。ところが、そのすぐあと、また邪魔が入った。今度はウッドだ。
「ハリー、悪い知らせだ。マクゴナガル先生にファイアボルトのことで話をしにいってきた。先生は――その――ちょっと俺おれに対しておかんむりでな。俺が本ほん末まつ転てん倒とうだって言うんだ。君が生きるか死ぬかより、クィディッチ優ゆう勝しょう杯はいのほうが大事だと思ってるんじゃないかって言われちまった。俺はただ、スニッチを捕つかまえたあとだったら、君が箒ほうきから振り落とされたってかまわないって、そう言っただけなんだぜ」
ウッドは信じられないというように首を振った。
「まったくマクゴナガルの怒ど鳴なりようったら……まるで俺がなんかひどいことを言ったみたいじゃないか。そこで俺は、あとどのぐらい箒を押さえ込こんでおくつもりかって先生に聞いてみた……」
ウッドは顔をしかめて、マクゴナガル先生の厳きびしい声をまねした。
「『ウッド、必要なだけ長くです』……ハリー、いまや新しい箒を注文すべきときだな。『賢かしこい箒ほうきの選び方かた』の本の後ろに注文書がついてるぞ。……ニンバス2001なんかどうだ。マルフォイと同じやつ」
「マルフォイがいいと思ってるやつなんか、僕ぼく、買わない」ハリーはきっぱり言った。
哈利这会儿没有时间去探讨赫敏那张行不通的时间表,他必须把斯内普的论文写好。然而,两秒钟以后,又有人来打扰他了,这人是伍德。
“坏消息,哈利。我刚才去看了麦格教授,谈那火弩箭的事。她—— 哦—— 有一点对我生气的意思,告诉我说分清事情的轻重。好像认为我把赢得奖杯看得比让你活下去还要重。就是因为我告诉她,哪怕那飞天扫帚把你摔下地我也不在乎,只要你能够骑眷它首先抓到金色飞贼就行。”伍德摇摇头。简直不能相信的样子。“说实在的,她对我大喊大叫的那副样子......你还以为我说了什么可怕的东西呢。然后我问她,这东西还要在她手里多久......”
他把脸皱起来,学着麦格教授的严厉声调,“‘只要有必要,伍德......’我想你是不是该订购一把新扫帚,哈利。《分类飞天扫帚》后面就有一张订购表......你不妨订一把光轮2001,就像马尔福的那把。”
他把脸皱起来,学着麦格教授的严厉声调,“‘只要有必要,伍德......’我想你是不是该订购一把新扫帚,哈利。《分类飞天扫帚》后面就有一张订购表......你不妨订一把光轮2001,就像马尔福的那把。”
“我不买马尔福认为好的东西。”哈利干脆地说。