慌あわただしい昼食の後のち、すぐに教室に上がって「呪じゅ文もん学」の試験しけんだ。ハーマイオニーの言うとおりだった。フリットウィック先生はやっぱり「元気の出る呪文」をテストに出した。ハリーは緊きん張ちょうして少しやりすぎてしまい、相手のロンは笑いの発作ほっさが止まらなくなり、静かな部屋に隔離かくりされ、一時間休んでからテストを受ける始末しまつだった。夕食後、みんな急いで談だん話わ室しつに戻もどったが、のんびりするためではなく、次の試験科目、「魔法まほう生せい物ぶつ飼し育いく学がく」、「魔ま法ほう薬やく学がく」、「天てん文もん学がく」の復習をするためだった。
次の日の午前中、「魔法生物飼育学」の試験監かん督とくはハグリッドだったが、よほどの心配事がある様子で、まったく心ここにあらずだった。取れたばかりの「レタス食い虫フロバーワーム」を大きな盥たらい一いっ杯ぱいに入れ、一時間後に自分の「レタス食い虫」がまだ生きていたらテストは合格だと言い渡わたした。「レタス食い虫」は放ほうっておくと最高に調子がよいので、こんな楽な試験はまたとなかった。ハリー、ロン、ハーマイオニーにとっては、ハグリッドと話をするいいチャンスになった。
「ビーキーは少し滅め入いってる」
ハリーの虫がまだ生きているかどうか調べるふりをして、屈かがみ込こみながら、ハグリッドが三人に話しかけた。
「長いこと狭いとこに閉じ込められてるしな。そんでもまだ……明後日あさってにははっきりする――どっちかにな」
午後は「魔法薬学」で、完かん璧ぺきな大失敗だった。どうがんばっても、ハリーの「混こん乱らん薬やく」は濃こくならず、スネイプは、そばに立って、恨うらみを晴らすかのようにそれを楽しんで見ていたが、次の生徒のところに行く前に、どうやらゼロのような数字をノートに書き込んだ。
第二天早晨,海格主持保护神奇生物考试,但一副心事重重的样子,心思似乎根本不在考试上。他给全班学生拿了一大桶新鲜的弗洛伯毛虫,告诉大家说,要想通过考试,他们的弗洛伯毛虫必须在一小时以后仍然活着。要是对弗洛伯毛虫放任不管,它们就繁殖得极快,因此这是他们所经历过的最容易的考试,这也给哈利、罗恩和赫敏提供了许多机会,以便和海格谈话。
“比克有一点儿沮丧,”海格告诉他们说,假装查看哈利的毛虫是不是还活着,身体弯得很低,“禁闭得太久了。但仍旧......后天我们就知道了—— 胜还是败。”