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第3章 招待状 The Invitation(8)

时间: 2023-04-12    进入日语论坛
核心提示:ハリーはここで言葉を切り、言葉の効果を楽しんだ。きっちり分け目をつけたバーノンおじさんのたっぷりした黒い髪かみの下で、歯
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ハリーはここで言葉を切り、言葉の効果を楽しんだ。きっちり分け目をつけたバーノンおじさんのたっぷりした黒い髪かみの下で、歯車がどう回っているのかが見えるようだった。シリウスに手紙を書くのをやめさせれば、シリウスはハリーが虐待ぎゃくたいされていると思うだろう。クィディッチ・ワールドカップに行ってはならんと言えば、ハリーは手紙にそれを書き、ハリーが虐待されていることをシリウスが知ってしまう。バーノンおじさんの採るべき道はただ一つだ。巨大な口くち髭ひげのついた頭の中が透すけて見えるかのように、ハリーにはおじさんの頭にその結けつ論ろんができ上がっていくのが見えるようだった。ハリーはニンマリしないよう、なるべく無表情でいるよう努力した。すると――。

「まあ、よかろう。そのいまいましい……そのバカバカしい……そのワールドカップとやらに行ってよい。手紙を書いてこの連中――このウィーズリーとかに、迎えにくるように言え。いいか。わしはおまえをどこへやらわからんところへ連れていく暇ひまはない。それから、夏休みはあとずっとそこで過ごしてよろしい。それから、おまえの――おまえの名付け親に……そやつに言うんだな……おまえが行くことになったと、言うんだぞ」

「オッケーだよ」ハリーは朗ほがらかに言った。

ハリーは居い間まの入口のほうに向き直り、飛び上がって「ヤッタ!」と叫さけびたいのをこらえながら歩き出した。行けるんだ……ウィーズリーのところに行けるんだ。クィディッチ・ワールドカップに行けるんだ!

廊ろう下かに出ると、ダドリーにぶつかりそうになった。ドアの陰に潜ひそんで、ハリーが叱しかられるのを盗ぬすみ聞きしようとしていたに違いない。ハリーがニッコリ笑っているのを見て、ダドリーはショックを受けたようだった。

「すばらしい朝食だったね? 僕、満腹さ。君は?」ハリーが言った。



他停住话头,欣赏了一下这番话的效果。他简直可以看到弗农姨父梳得一丝不乱的浓密黑发下面的思想活动,看到那些齿轮是怎么运转的。如果姨父阻止哈利给小天狼星写信,小天狼星就会认为哈利受到了虐待。如果姨父对哈利说不能去观看魁地奇世界杯赛,哈利就会告诉小天狼星,小天狼星就会知道哈利确实受到了虐待。这样一来,弗农姨父别无选择,只有一条路可走。哈利可以清楚地看到那个决定渐渐在姨父脑海里形成,就好像那张络腮胡子的大脸是透明的一样。哈利拼命忍住笑,让自己的脸上不露出任何表情。然后——
“那么,好吧。你可以去观看这个该死的……这个愚蠢的……这个所谓的破世界杯赛。你写信告诉那——那韦斯莱一家,由他们来接你,记住了。我可没有时间把你送来送去。你可以待在那里,把整个暑假过完。你不妨告诉你的——你的教父……告诉他……告诉他你要去。”
“好吧。”哈利高兴地说。
他转身朝客厅的门走去,克制住欢呼雀跃的冲动。他要走了……要到韦斯莱家去了,他要去观看魁地奇世界杯赛了!
在外面的门厅里,他差点儿和达力撞了个满怀。达力刚才躲在门后面,显然是希望听见哈利被教训一顿。他看到哈利咧着嘴笑得正欢,不由大为惊愕。
“多么美妙的一顿早餐,是吗?”哈利问,“我吃得真饱啊,你呢?”
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