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第3章 招待状 The Invitation(9)

时间: 2023-04-12    进入日语论坛
核心提示:ダドリーが驚いた顔をするのを見て笑いながら、ハリーは階段を一度に三段ずつ駆かけ上がり、飛ぶように自分の部屋に戻った。最初
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ダドリーが驚いた顔をするのを見て笑いながら、ハリーは階段を一度に三段ずつ駆かけ上がり、飛ぶように自分の部屋に戻った。

最初に目に入ったのは帰き宅たくしていたヘドウィグだった。籠かごの中から、大きな琥こ珀はく色いろの目でハリーを見つめ、何か気に入らないことがあるような調子で嘴くちばしをカチカチ鳴らした。いったい何が気に入らないのかはすぐにわかった。

「アイタッ!」

小さな灰色のふかふかしたテニスボールのようなものが、ハリーの頭の横にぶつかった。ハリーは頭をギュウギュウ揉もみながら、何がぶつかったのかを探した。豆ふくろうだ。片方の手の平に収まるくらい小さいふくろうが、迷まい子ごの花火のように、興こう奮ふんして部屋中をヒュンヒュン飛び回っている。気がつくと、豆ふくろうはハリーの足あし下もとに手紙を落としていた。屈かがんで見ると、ロンの字だ。封ふう筒とうを破ると、走り書きの手紙が入っていた。

ハリー――パパが切符を手に入れたぞ――アイルランド対ブルガリア。月曜の夜だ。ママがマグルに手紙を書いて、君が家うちに泊とまれるよう頼んだよ。もう手紙が届いているかもしれない。マグルの郵ゆう便びんってどのぐらい速いか知らないけど。どっちにしろ、ピッグにこの手紙を持たせるよ。

ハリーは「ピッグ」という文字を眺ながめた。それから豆ふくろうを眺めた。こんどは天井のランプの傘かさの周りをブンブン飛び回っている。こんなに「ピッグ(豚)」らしくないふくろうは見たことがない。ロンの文字を読み違えたのかもしれない。ハリーはもう一度手紙を読んだ。

マグルが何と言おうと、僕たち君を迎えにいくよ。ワールドカップを見み逃のがす手はないからな。ただ、パパとママは一いち応おうマグルの許可をお願いするふりをしたほうがいいと思ったんだ。連中がイエスと言ったら、そう書いてピッグをすぐ送り返してくれ。日曜の午後五時に迎えにいくよ。連中がノーと言っても、ピッグをすぐ送り返してくれ。やっぱり日曜の午後五時に迎えにいくから。

ハーマイオニーは今日の午後に来るはずだ。パーシーは就しゅう職しょくした――魔ま法ほう省しょうの国こく際さい魔ま法ほう協きょう力りょく部ぶだ。家にいる間、外国のことはいっさい口にするなよ。さもないと、うんざりするほど聞かされるからな。

じゃあな。 ロン

「落ち着けよ!」豆ふくろうに向かってハリーが言った。こんどはハリーの頭のところまで低空飛行して、ピーピー狂ったように鳴いている。受取人にちゃんと手紙を届けたことが誇ほこらしくてしかたがないらしい。

「ここへおいで。返事を出すのに君が必要なんだから!」

豆ふくろうはヘドウィグの籠かごの上にパタパタ舞まい降りた。ヘドウィグは、それ以上近づけるものなら近づいてごらん、と言うかのように冷たい目で見上げた。

ハリーはもう一度鷲わし羽ば根ねペンを取り、新しい羊よう皮ひ紙しを一枚つかみ、こう書いた。

ロン。すべてオッケーだ。マグルは僕が行ってもいいって言った。明あ日すの午後五時に会おう。待ち遠しいよ。 ハリー


哈利嘲笑着达力脸上惊恐的表情,一边三步并作两步地奔上楼梯,冲进自己的卧室。
他一眼就看见海德薇已经回来了。它蹲在笼子里,用巨大的琥珀色眼睛瞪着哈利,同时嘴巴碰出咔哒咔哒的声音,这通常表示它对什么东西感到恼火。几乎与此同时,令它恼火的东西显形了。
“唉哟!”哈利惊叫,一个长着羽毛的灰色小网球一样的东西猛地撞在他脑袋上。哈利气呼呼地揉着被撞疼的地方,抬头望去,他看见了一只很小很小的猫头鹰,小得可以被他握在手掌里。它激动得像一个燃着的焰花,在房间里嗖嗖地飞来窜去。哈利这才发现,这只猫头鹰刚才在他脚边扔下一封信。哈利弯下身,认出了罗恩的笔迹,便撕开信封。里面是一封草草写成的短信。
    哈利——爸爸弄到票了——爱尔兰对保加利亚。星期一晚上的。妈妈正在给麻瓜写信,邀请你来我们家住。他们大概已经收到信了,我不知道麻瓜送信的速度有多快。我想不管怎样,我还是派小猪把这封信给你送去。
哈利瞪着“小猪”两个字发愣,又抬头看看那只正绕着天花板上的灯管嗖嗖乱飞的小猫头鹰。他从没见过比它更不像小猪的东西了。大概是罗恩的笔迹太潦草,他没有看清。他接着看信:
    不管麻瓜愿意不愿意,我们都要来接你,你绝不能错过世界杯,不过妈妈和爸爸认为最好还是先假装征求一下他们的意见。如果他们同意,请火速派小猪捎来回信,我们于星期天五点钟过来接你。
    赫敏今天下午到。珀西开始上班了——在国际魔法合作部。你在这里的时候,千万不要提跟“国外”沾边的事,除非你想被他烦死。
希望很快见到你。
                                                     罗恩
“你安静点儿!”哈利说,小猫头鹰俯冲下来,飞过他的头顶,嘴里叽叽喳喳地叫个不停。哈利只能猜测,它是因为准确无误地把信送到了收件人手里,按捺不住内心的得意。“到这儿来,我要你把我的回信捎回去!”
猫头鹰扑扇着翅膀落到海德薇的笼子顶上,海德薇抬起头,冷冷地望着它,似乎是问它敢不敢再走近一步。
哈利又一次拿起羽毛笔,另外抓过一张干净的羊皮纸,写道:
    罗恩,一切都没有问题,麻瓜说我可以来。明天下午五点钟见。我都等到不及了。
                                                          哈利
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