ロンとハーマイオニーもどうしたことかとハリーを見た。
「そうですか。それじゃ、ロン、君の部屋に荷物を置きにいってもいいかな?」
ハリーは二人に意味ありげな目め配くばせをした。
「ウン……僕も行くよ。ハーマイオニー、君は?」ロンがすばやく応おうじた。
「ええ」ハーマイオニーも早かった。そして三人はさっさとキッチンを出て、階段を上った。
「ハリー、どうしたんだ?」屋や根ね裏うら部べ屋やのドアを閉めたとたんに、ロンが聞いた。
「君たちにまだ話してないことがあるんだ」ハリーが言った。「土曜日の朝のことだけど、僕、また傷きずが痛んで目が覚めたんだ」
二人の反応は、プリベット通りの自分の部屋でハリーが想像したのとほとんど同じだった。
ハーマイオニーは息を呑み、すぐさま意見を述べ出した。参考書を何冊か挙げ、アルバス・ダンブルドアからホグワーツの校医のマダム・ポンフリーまで、あらゆる名前を挙げた。
ロンはびっくり仰天ぎょうてんして、まともに言葉も出ない。
「だって――そこにはいなかったんだろ? 『例のあの人』は? ほら――前に傷が痛んだとき、『あの人』はホグワーツにいたんだ。そうだろ?」
「たしかに、プリベット通りにはいなかった。だけど、僕はあいつの夢を見たんだ……あいつとピーターの――ほら、あのワームテールだよ。もう全部は思い出せないけど、あいつら、企んでたんだ。殺すって……誰かを」
「僕を」と喉のどまで出かかったが、ハーマイオニーの怯おびえる顔を見ると、これ以上怖こわがらせることはできないと思った。
罗恩和赫敏好奇地望着哈利。哈利意味深长地看了他俩一眼,说道:“罗恩,我能不能到你房间去清理一下我的东西?”
“好啊……我也去吧。”罗恩毫不迟疑地回答,“赫敏,你呢?”
“好吧。”她立刻说道,于是他们三个人鱼贯离开厨房,往楼上走去。
“怎么回事,哈利?”他们进到顶楼房间,一关上房门,罗恩就问。
“有件事我没有跟你们说,”哈利说,“星期六早晨我醒过来的时候,我的伤疤又疼了。”
罗恩和赫敏的反应,跟哈利在女贞路的卧室里想象的几乎一模一样。赫敏倒吸了一口气,马上就开始提出各种建议,列举了一大堆参考书名,又列举了一大堆人名,从阿不思·邓布利多,到霍格沃茨的校医庞弗雷夫人。
罗恩只是一副目瞪口呆的样子。“可是——他不在场啊,是不是?那个神秘人?我的意思是——上次你的伤疤疼的时候,他是在霍格沃茨的,对吗?”
“我知道他肯定不在女贞路,”哈利说,“可是我在梦里看见他了……他和彼得……你们知道的,就是虫尾巴。梦里的全部情形,我已经记不清了,只记得他们在密谋,要杀……一个人。”
他迟疑了一下,差点说出“要杀我”,但是他不忍心让赫敏的神情更恐惧了,因为赫敏已经大惊失色。