突然、頭上で羽は音おとがした。開け放した窓から、百羽のふくろうが、朝の郵便を運んできたのだ。ハリーは反はん射しゃ的てきに見上げたが、茶色や灰色の群れの中に、白いふくろうは影も形も見えなかった。ふくろうはテーブルの上をぐるぐる飛び回り、手紙や小包の受取人を探した。大きなメンフクロウがネビル・ロングボトムのところにサーッと降下し、膝ひざに小包を落とした――ネビルは必ず何か忘れ物をしてくるのだ。大広間の向こう側では、ドラコ・マルフォイのワシミミズクが、家から送ってくるいつものケーキやキャンディの包みらしいものを持って、肩に止まった。がっかりして胃が落ち込むような気分を押さえつけ、ハリーは食べかけのオートミールをまた食べはじめた。ヘドウィグの身に何か起こったんじゃないだろうか? シリウスは手紙を受け取らなかったのでは?
グショグショした野菜畑を通り、第三温室にたどり着くまで、ハリーはずっとそのことばかり考えていたが、温室でスプラウト先生にいままで見たこともないような醜みにくい植物を見せられて、心配事もお預けになった。植物というより真っ黒な太い大ナメクジが土を突き破って直立しているようだった。微かすかにのたくるように動き、一本一本にテラテラ光る大きな腫はれ物ものがブツブツと噴き出し、その中に、液体のようなものが詰まっている。
就在这时,他们头顶上突然传来一阵瑟瑟的声音,一百只猫头鹰从敞开的窗口飞进来,给大家捎来了早上的邮件。哈利本能地抬起头,然而在一大堆棕色和灰色之间,看不见丝毫白色的影子。猫头鹰在桌子上方盘旋,寻找信件和包裹的收件人。一只黄褐色的大猫头鹰朝纳威?隆巴顿这边落下来,把一只包裹扔到他的膝盖上——纳威几乎每次收拾行李都丢三落四。在礼堂的另一边,德拉科?马尔福的猫头鹰降落在他的肩膀上,看样子又从家里给他带来了糖果、蛋糕。哈利竭力摆脱他内心沉甸甸的失望感觉,埋下头去继续喝粥。难道海德薇出了意外,小天狼星没有收到他的信?
哈利一直心事重重,当同学们走过潮湿的菜地,来到三号温室时,他还是愁眉不展。不过他终于回过神来了,因为斯普劳特教授给全班同学看一种植物,哈利还从未见过这么丑陋的东西呢。实际上,它们不像植物,倒更像是黑黢黢、黏糊糊的大鼻涕虫,笔直地从土壤里冒了出来。而且一个个都在微微蠕动,身上还有许多闪闪发亮的大鼓包,里面似乎都是液体。