ハーマイオニーはまた頬ほおを染そめ、あまり得意げに見えないよう努力しているようだった。
次の「占うらない学がく」の授業のときに、トレローニー先生が、ハリーとロンの宿題が最高点を取ったと言ったので、二人ともとても愉ゆ快かいだった。先生は二人の予言を長々と読み上げ、待ち受ける恐怖の数々を、二人が怯ひるまずに受け入れたことを褒ほめ上げた――ところが、その次の一ヵ月についても同じ宿題を出され、二人の愉快な気持も萎しぼんでしまった。悲ひ劇げきについては、二人とももうネタ切れだった。
一方、「魔ま法ほう史し」を教えるゴーストのビンズ先生は、十八世紀の「小鬼ゴブリンの反はん乱らん」についてのレポートを毎週提出させた。スネイプ先生は、解げ毒どく剤ざいを研究課題に出した。クリスマスが来るまでに、誰か生徒の一人に毒を飲ませて、みんなが研究した解毒剤が効くかどうかを試すとスネイプが仄ほのめかしたので、みんな真剣に取り組んだ。フリットウィック先生は、「呼よび寄よせ呪じゅ文もん」の授業に備えて、三冊も余計に参考書を読むように命じた。
ハグリッドまでが、生徒の仕事を増やしてくれた。「尻しっ尾ぽ爆ばく発はつスクリュート」は、何が好物かをまだ誰も発見していないのに、すばらしいスピードで成長していた。ハグリッドは大喜びで、「プロジェクト」の一いっ環かんとして、生徒が一晩おきにハグリッドの小屋に来てスクリュートを観察し、その特とく殊しゅな生せい態たいについての観察日記をつけることにしようと提案したのだ。ハグリッドは、まるでサンタクロースが袋から特大のおもちゃを取り出すような顔をした。
赫敏的脸又涨得通红,竭力不让自己表现出太得意的样子。
哈利和罗恩没想到,在第二堂占卜课上,特里劳妮教授居然对他们说,他们的家庭作业获得了高分,这使他们觉得特别可笑。她高声选读了他们预言的许多部分,并表扬他们能够勇敢地接受即将发生的可怕事情——可是,当她要求他们再对下下个月的命运作个预测时,他们就觉得不怎么可笑了。他们俩再也想不出机关报的灾难事件了。
另一方面,宾斯教授——教他们魔法史的鬼魂,这周布置他们写一篇关于十八世纪妖精叛乱的论文。斯内普教授逼着他们研究解药。他们不敢掉以轻心,因为斯内普教授暗示说,他将在圣诞节前给他们中间的一个人下毒,看看他们的解药是否管用。弗立维教授要求他们另外再读三本书,为学习飞来咒做准备。
就连海格也给他们增加了负担。炸尾螺长得很快,尽管谁都没有弄清它们到底喜欢吃什么。海格非常高兴,作为“项目”的一部分,他建议他们每隔一天到他的小屋去观察炸尾螺,并记录下它们不同寻常的行为。