「あの人たち、ボーバトンの生徒よりずっと楽しそうだ」ハリーが言った。
ダームストラング生は分ぶ厚あつい毛皮を脱ぬぎ、興きょう味み津しん々しんで星の瞬またたく黒い天井を眺ながめていた。何人かは金の皿やゴブレットを持ち上げては、感心したように眺め回していた。
教職員テーブルに、管理人のフィルチが椅子を追加している。晴れの席にふさわしく、古ぼけた黴かび臭くさい燕えん尾び服ふくを着込んでいた。ダンブルドアの両脇りょうわきに二席ずつ、四脚も椅子を置いたので、ハリーは驚いた。
「だけど、二人増えるだけなのに――」ハリーが言った。「どうしてフィルチは椅子を四つも出したのかな? あとは誰が来るんだろう?」
「はぁ?」ロンは曖あい昧まいに答えた。まだクラムに熱い視し線せんを向けている。
全校生が大おお広ひろ間まに入り、それぞれの寮りょうのテーブルに着くと、教職員が入場し、一列になって上かみ座ざのテーブルに進み、着席した。列の最後はダンブルドア、カルカロフ校長、マダム・マクシームだ。ボーバトン生は、マダムが入場するとパッと起立した。ホグワーツ生の何人かが笑った。しかし、ボーバトン生は平然として、マダム・マクシームがダンブルドアの左手に着席するまでは席に座らなかった。ダンブルドアのほうは、立ったままだった。大広間が水を打ったようになった。
“他们看上去可比布期巴顿那伙人开心多人。”哈利说。
德姆斯特朗的同学们一边脱下他们学生的毛皮斗篷,一边饶有兴致地抬头望着漆黑的、星光闪烁的天花板。其中两个同学还拿起金色的盘子和高脚酒杯,仔细端祥着,显然很感兴趣。
在那边的教工桌子旁,看门人费尔奇正在添加几把椅子。为了今天这个隆重场面,他穿上了那件发了霉的旧燕尾服。哈利惊讶地看到他加了四把椅子,在邓布利多两边各加了两把。
“可是只多出了两个人呀,”哈利说,“费尔奇为什么要端出四把椅子,还有谁会来?”
“嗯?”罗恩含含糊糊地回答,仍然眼巴巴地盯着克鲁姆。
等所有的学生都进入礼堂、在各自学院的桌子旁落座之后,教工们进来了,他们鱼贯走到主宾席上坐了下来。走在最后的是邓布利多教授、卡卡洛夫教授和马克西姆夫人。布斯巴顿的学生一看见他们的校长出现,赶紧站了起来。几个霍格沃茨学生忍不住笑了。但布斯巴顿的代表们一点儿也不显得难为情,直到马克西姆夫人在邓布利多的左手边坐下后,他们才又重新坐下。邓布利多则一直站着,礼堂里渐渐安静下来。