ホグワーツの教職員は、ボーバトンとダームストラングの客人を、引き続きあっと言わせたいとの願いを込め、クリスマスには城を最高の状態で見せようと決意したようだった。飾りつけができ上がると、それは、ハリーがこれまでホグワーツ城で見た中でも最高にすばらしいものだった。大だい理り石せきの階段の手すりには万まん年ねん氷ごおりの氷柱つららが下がっていたし、十二本のクリスマスツリーがいつものように大おお広ひろ間まに並び、ツリーの飾りは、赤く輝かがやくヒイラギの実から本物のホーホー鳴く金色のふくろうまで、盛もりだくさんだった。鎧よろい兜かぶとには全部魔法がかけられ、誰かがそばを通るたびにクリスマス?キャロルを歌った。中が空からっぽの兜が、歌詞を半分しか知らないのに、「?神の御み子こは今こ宵よいしも」と歌うのは、なかなかのものだった。ピーブズは鎧に隠れるのが気に入った上、抜けた歌詞に勝手に自分流の合いの手を入れ、それが全部下品な詞だったので、管理人のフィルチは、何度も鎧の中からピーブズを引きずり出さなければならなかった。
それなのに、ハリーはまだチョウにダンスパーティの申し込みをしていなかった。ハリーもロンも、いまやだいぶ心配になってきた。しかし、ハリーは、ロンの場合、相手がいなくてもハリーほどまぬけには見えないだろうと指し摘てきした。ハリーの場合は、なにしろほかの代表選手と一いっ緒しょに、最初のダンスをしなければならないのだ。
「いざとなれば『嘆なげきのマートル』がいるさ」ハリーは憂ゆう鬱うつな気持で、三階の女子トイレに取り憑ついているゴーストのことを口にした。
霍格沃茨的师生不断表现出想给布斯巴顿和德姆斯特朗的客人留下深刻印象的欲望,他们似乎决心在这个圣诞节展示出城堡的最佳风貌。学校里张灯结彩地布置起来,哈利发现他进校以来从未见过这么漂亮的装饰。大理石楼梯的扶手上挂满了永远不化的冰柱,礼堂里惯常摆放的那十二棵圣诞树上,装饰着各种各样的小玩艺儿,从闪闪发亮的冬青果,到不停鸣叫的活的金色猫头鹰。那些盔甲都被施了魔法,只要一有人经过,它们就会演唱圣诞颂歌。听一只空头盔唱出“哦,来吧,你们这些虔诚的人,”真是特别滑稽。盔甲只知道一半的歌词,看门人费尔奇有好几次不得不把皮皮鬼从盔甲里拽出来,因为皮皮鬼躲在里面,逢到盔甲唱不下去的地方,他就自己编一些歌词填补进去,都是些非常粗野难听的话。
然而,哈利还没有邀请秋·张参加舞会。他和罗恩现在非常着急了,尽管哈利指出,罗恩即使没有舞伴,也不会像他那样大出洋相。哈利应该和其他勇士一起首先开始跳舞啊。
“我想哭泣的桃金娘总是在那里的。”他愁闷地说,指的是躲在三楼女生盥洗室里的那个女鬼。