「座ろうか?」
「あら――でも――これ、とってもいい曲よ!」パーバティが言った。「妖女シスターズ」がずっと速いテンポの新しい曲を演奏しはじめていた。
「僕は好きじゃない」ハリーは嘘うそをついて、パーバティをフロアから連れ出し、フレッドとアンジェリーナの横を通って――この二人は元気を爆発させて踊おどっていたので、怪け我がをさせられてはかなわないと誰もが遠巻きにしていた――ロンとパドマの座っているテーブルに行った。
「調子はどうだい?」テーブルに着きバタービールの栓せんを抜きながら、ハリーがロンに聞いた。
ロンは答えない。近くで踊っているハーマイオニーとクラムを、ギラギラと睨にらんでいた。パドマは腕組みし足を組んで座っていたが、片方の足が音楽に合わせてヒョイヒョイ拍ひょう子しを取っていた。ときどきふて腐れてロンを見たが、ロンはまったくパドマを無む視ししていた。パーバティもハリーの隣となりに座ったが、こっちも腕と足を組んだ。しかし、まもなくボーバトンの男の子がパーバティにダンスを申し込んだ。
「かまわないかしら? ハリー?」パーバティが聞いた。
「え?」ハリーはそのとき、チョウとセドリックを見ていた。
「何でもないわ」パーバティはぷいとそう言うと、ボーバトンの男の子と行ってしまった。曲が終わっても、パーバティは戻ってこなかった。
ハーマイオニーがやってきて、パーバティが去ったあとの席に座った。ダンスのせいで、仄ほのかに紅潮こうちょうしていた。
“我们坐下吧,好吗?”
“哦——可是——这支曲子很好听呢!”帕瓦蒂说,这时古怪姐妹又开始演奏一首新曲子了,节奏比刚才快得多。
“不好,我不喜欢。”哈利撒谎道。他领着帕瓦蒂出了舞场,朝罗恩和帕德玛坐的桌子旁走去。路上经过弗雷德和安吉利娜身边,他们俩跳得太奔放了,周围的人们纷纷向后闪开,以免被撞伤了。
“怎么样?”哈利问园恩,一边坐下来,打开一瓶黄油啤酒。
罗恩没有回答。他气呼呼地瞪着在近旁跳舞的赫敏和克鲁姆。帕德玛交叉着双臂,跷着二郎腿坐着,一只腿随着音乐的节拍抖动着。时不时地,她用不满的目光朝罗恩翻个白眼,罗恩完全把她冷落在一边了。帕瓦蒂在哈利的另一侧坐下来,也交叉起双臂,跷起二郎腿,几分钟后,就有一个布斯巴顿的男生过来请她跳舞。
“你不介意吧,哈利?”帕瓦蒂说。
“什么?”哈利说,他正注视着秋·张和塞德里克呢。
“噢,没什么。”帕瓦蒂干脆地说,就和布斯巴顿的男生一起离去了。曲子结束后,她也没有回来。
赫敏过来了,坐在帕瓦蒂空出来的椅子上。她跳舞跳得面颊上微微有些泛红。