毒だと思っている……君はこの試合に引きずり込まれた。自分から望んだわけでもないのに……もし、(バグマンの声がさらに低くなり、ハリーは耳を近づけないと聞き取れなかった)……もしわたしに何かできるなら……君をちょっとだけ後押ししてやれたら……わたしは君が気に入ってね……あのドラゴンとの対決はどうだい!……さあ、一言言ってくれたら」
ハリーはバグマンのバラ色の丸顔や、大きい赤ん坊のような青い目を見上げた。
「自分一人の力で謎なぞを解くことになっているでしょう?」
ハリーは、「魔法ゲーム・スポーツ部」の部長がルールを破っていると非難がましく聞こえないように気を配り、何気ない調子で言った。
「いや……それは、そうだが」バグマンがじれったそうに言った。「しかし――いいじゃないか、ハリー――みんなホグワーツに勝たせたいと思っているんだから」
「セドリックにも援えん助じょを申し出られましたか?」ハリーが聞いた。
バグマンのつやつやした顔が、微かすかに歪ゆがんだ。
「いいや」バグマンが言った。「わたしは――ほら、さっきも言ったように、君が気に入ったんだ。だからちょっと助けてやりたいと……」
「ええ、ありがとうございます」ハリーが言った。「でも、僕、卵のことはほとんどわかりました……あと二、三日あれば、解決です」
“听着,哈利,”他说(声音仍然很低),“我对这一切感到很难过……你是被强行拉进这场争霸赛的,你不是自愿参加的……如果……(他的声音低级了,哈利不得不靠近了才能听清)如果我能帮得上忙……给你一个恰当的提醒……我对你产生了好感……你对付那条巨龙时真是勇敢!……没关系,你只要说一句话。”
哈利抬头望着巴格曼红扑扑的圆脸,以及那双睁得大大的、婴儿般清澈的蓝眼睛。
“我们应该独自解开谜团,是吗?”哈利说,他尽量使自己的语气听上去很随意,不要显得像是在指责魔法体育司的司长擅自违反章程。
“哦……是啊,是啊,”巴格曼不耐烦地说,“可是——别傻了,哈利——我们都希望霍格沃茨一举夺魁,是不是?”
“你给塞德里克也提供过帮助吗?”哈利说。
巴格曼光滑的脸上微微皱起了眉头。“没有。”他说,“我——唉,就像我刚才说的,对你产生了好感。我就想给你……”
“那就谢谢你了。”哈利说,“但是,我想我对金蛋已经钻研得差不多了……再有一天就可以水落石出了。”