暗い廊ろう下かに出て、ハリーは「忍しのびの地ち図ず」を調べ、誰もいないかどうかチェックした。大丈夫だ。フィルチとミセス・ノリスを示す点は、フィルチの部屋にあるので安全だ……上の階のトロフィールームを跳はね回っているピーブズ以外は、何も動いている様子がない……ハリーがグリフィンドール塔とうに戻ろうと、一歩踏ふみ出したちょうどそのとき、地図上の何かが目に止まった……とてもおかしな何かが。
動いているのはピーブズだけではなかった。左下の角の部屋で、一つの点があっちこっちと飛び回っている――スネイプの研究室だ。しかし、その点の名前は「セブルス・スネイプ」ではない……「バーテミウス・クラウチ」だ。
ハリーはその点を見つめた。クラウチ氏は、仕事にもクリスマス・ダンスパーティにも来られないほど病気が重いはずだ――何をしているのだろう? ホグワーツに忍び込んで、夜中の一時に? 点があっちこっちで止まりながら部屋の中をぐるぐる動き回っているのを、ハリーはじっと見つめていた……。
ハリーは迷った。考えた……そして、ついに好奇心に勝てなかった。行き先を変え、ハリーは反対方向のいちばん近い階段へと進んだ。クラウチが何をしているのかを見るつもりだ。
来到外面漆黑的走廊上,哈利又检查了一下活点地图,看看有没有什么风吹草动。还好,图上费尔奇和他的猫洛丽丝夫人的那两个小点,还安安稳稳地待在他们的办公室里呢……城堡赶里一片寂静,只有皮皮鬼在活动,但他是在楼上的奖品陈列室里大闹……哈利刚要迈步返回格兰芬多塔楼,突然地图上有个什么东西吸引了他的视线……这实在太蹊跷了。
活动的不止皮皮鬼一个。还有一个小点在底层左手拐角的一个房间里动来动去——那是斯内普教授的办公室。但小点旁注的名字却不是“西弗勒斯·斯内普”……而是巴蒂·克劳奇。
哈利盯着那个小点。克劳奇先生据说是生了重病,不能上班,也不能参加圣诞舞会——可是,他凌晨一点偷偷溜进霍格沃茨来做什么呢?哈利仔细注视着那个小点在房间里移来移去,这里停停,那里站站……
哈利迟疑着,思索着……然后,他的好奇心占了上风。他转了个身,朝最近的楼梯走去。他要看看克劳奇先生在做什么。