翌日の朝食までには、ロンとハーマイオニーの険悪なムードも燃え尽きたようだった。ハーマイオニーがしもべ妖よう精せいたちを侮ぶ辱じょくしたから、グリフィンドールの食事はお粗末なものが出る、というロンの暗い予想ははずれたので、ハリーはほっとした。ベーコン、卵、燻くん製せい鰊にしん、どれもいつものようにおいしかった。
郵便配達ふくろうが手紙類を持ってやってくると、ハーマイオニーは熱心に見上げた。何かを待っているようだ。
「パーシーの返事はまだだよ」ロンが言った。「昨日きのうヘドウィグを送ったばかりだもの」
「そうじゃないの」ハーマイオニーが言った。「『日にっ刊かん予よ言げん者しゃ新しん聞ぶん』を新しく購こう読どく予約したの。何もかもスリザリン生から聞かされるのは、もううんざりよ」
「いい考えだ!」ハリーもふくろうたちを見上げた。
「あれっ、ハーマイオニー、君、好運ついてるかもしれないよ――」
灰色モリフクロウが、ハーマイオニーのほうにスイーッと舞い降りてきた。
「でも、新聞を持ってないわ」ハーマイオニーががっかりしたように言った。「これって――」
しかし、驚おどろくハーマイオニーをよそに、灰色モリフクロウがハーマイオニーの皿の前に降り、そのすぐあとにメンフクロウが四羽、茶モリフクロウが二羽、続いて舞い降りた。
「いったい何部申し込んだの?」ハリーはふくろうの群れにひっくり返されないよう、ハーマイオニーのゴブレットを押さえた。ふくろうたちは、自分の手紙をいちばん先に渡そうと、押し合いへし合いハーマイオニーに近づこうとしていた。
第二天吃早饭时,罗恩和赫敏的心情终于多云转晴,这使哈利松了一口气。罗恩曾悲观地预言,由于赫敏侮辱了家养小精灵,他们给格兰芬多桌子送的食物就会大打折扣,现在证明他的预言落空了。那些熏咸肉、鸡蛋和腌鲱鱼和往常一样丰盛鲜美。
送信的猫头鹰们飞来了,赫敏急切地抬起头。她似乎有所期待。
“珀西还来不及回信呢,”罗恩说,“我们昨天刚派海德薇给他送的信。”
“不,不是那个,”赫敏说,“我订购了一份《预言家日报》。现在什么事情都从斯莱特林们那里知道,我烦透了。”
“好主意!”哈利说,也抬头望着那些猫头鹰,“嘿,赫敏,我觉得你运气不错——”
一只灰色猫头鹰朝赫敏飞来。
“可它并没有捎来报纸呀。”她说,显得有些失望,“它——”
没想到灰色猫头鹰在她面前的盘子上落定后,紧接着又飞来四只仓猫头鹰、一只棕褐色猫头鹰和一只灰林猫头鹰。
“你究竟发出了多少张订购单?”哈利说着,一把抓过赫敏的高脚杯,免得被这一大群猫头鹰打翻。它们都争先恐后地往前面挤,想第一个把信送到她手里。