「ニフラーだ」みんなが集まるとハグリッドが言った。「だいたい鉱山に棲すんどるな。光るものが好きだ……ほれ、見てみろ」
一匹が突然跳び上がって、パンジー・パーキンソンの腕時計を噛かみ切ろうとした。パンジーが金かな切きり声を上げて飛び退のいた。
「宝探しにちょいと役立つぞ」ハグリッドがうれしそうに言った。「今日はこいつらで遊ぼうと思ってな。あそこが見えるか?」
ハグリッドは耕されたばかりの広い場所を指差した。ハリーがふくろう小屋から見ていたときにハグリッドが掘っていた所だ。
「金貨を何枚か埋めておいたからな。自分のニフラーに金貨をいちばんたくさん見つけさせた者に褒ほう美びをやろう。自分の貴重品ははずしておけ。そんでもって、自分のニフラーを選んで、放してやる準備をしろ」
ハリーは自分の腕時計をはずしてポケットに入れた。動いていない時計だが、ただ習慣ではめていたのだ。それからニフラーを一匹選んだ。ニフラーはハリーの耳に長い鼻をくっつけ、夢中でクンクン嗅かいだ。抱き締めたいようなかわいさだ。
「ちょっと待て」木箱を覗のぞき込んでハグリッドが言った。「一匹余っちょるぞ……誰がいない? ハーマイオニーはどうした?」
「医い務む室しつに行かなきゃならなくて」ロンが言った。
「あとで説明するよ」パンジー・パーキンソンが聞き耳を立てていたので、ハリーはボソボソと言った。
“这些是嗅嗅,”海格等同学们都聚拢了,说道,“一般在矿井下可以见到。它们喜欢闪闪发亮的东西……诺,快看。”
一只嗅嗅突然一跃而起,想咬掉潘西?帕金森腕上的手表。潘西尖叫着后退。
“很有用的小探宝器,”海格高兴地说,“今天我们可以拿它们玩个痛快了。看见那儿了吗?”他指着那一大片新翻开的土地,就是哈利在猫头鹰棚屋窗口看见他挖掘的那块地方,“我埋了几块金币。谁挑的嗅嗅挖出金币最多,我就给谁发奖。你们把身上值钱的东西都拿掉,然后挑选一只嗅嗅,做好准备,把它们放开。”
哈利把手表摘掉,塞进口袋里,手表已经停了,他只是出于习惯才戴着它。然后他挑了一只嗅嗅。它把长鼻子伸进哈利的耳朵,起劲地嗅着。这小东西,跟人倒挺亲热的。
“慢着,”海格说,低头望着箱子里面,“这里还剩下一只嗅嗅……谁没有来?怎么不见赫敏?”
“她不得不去医院了。”罗恩说。
“我们回头再跟你解释。”哈利低声说。潘西·帕金森正竖着耳朵听呢。