第三の課題が行われる日の朝、グリフィンドールの朝食のテーブルは大おお賑にぎわいだった。郵便配達ふくろうが飛んできて、ハリーにシリウスからの「がんばれ」カードを渡した。羊よう皮ひ紙し一枚を折り畳たたみ、中に泥んこの犬の足型が押してあるだけだったが、ハリーにとってはとてもうれしいカードだった。コノハズクが、いつものように「日にっ刊かん予よ言げん者しゃ新しん聞ぶん」の朝刊を持って、ハーマイオニーのところにやってきた。新聞を広げて一面に目を通したハーマイオニーが、口一杯に含んだかぼちゃジュースを新聞に吐はきかけた。
「どうしたの?」ハリーとロンがハーマイオニーを見つめて、同時に言った。
「何でもないわ」ハーマイオニーは慌あわててそう言うと、新聞を隠そうとした。が、ロンが引ったくった。見出しを見たロンが目を丸くした。
「何てこった。よりによって今日かよ。あの婆ばばぁ」
「何だい?」ハリーが聞いた。「またリータ・スキーター?」
「いいや」ロンもハーマイオニーと同じように、新聞を隠そうとした。
「僕のことなんだね?」ハリーが言った。
「違うよ」ロンの嘘うそは見え見えだった。
ハリーが新聞を見せてと言う前に、ドラコ・マルフォイが、大おお広ひろ間まの向こうのスリザリンのテーブルから大声で呼びかけた。
「おーい、ポッター! ポッター! 頭は大丈夫か? 気分は悪くないか? まさか暴れだして僕たちを襲おそったりしないだろうね?」
マルフォイも「日刊予言者新聞」を手にしていた。スリザリンのテーブルは、端はしから端までクスクス笑いながら、座ったままで身を捻よじり、ハリーの反応を見ようとしている。
比赛那一天,格兰芬多的早餐桌上热闹非常。送信的猫头鹰到了,给哈利捎来了小天狼星送的幸运卡。只是一张羊皮纸,一折两开,上面有一只泥乎乎的爪印,但哈利很喜欢。一只尖叫猫头鹰像往常一样给赫敏送来了早晨的《预言家日报》。她打开报纸,扫了一眼头版,登时把一口南瓜汁全喷在报纸上。
“怎么啦?”哈利和罗恩一齐盯着她问道。
“没什么。”赫敏慌忙想把报纸藏起来,但被罗恩一把抢了过去。他瞪着标题说:“不可能,偏偏是今天,这个老母牛。”
“怎么?”哈利问,“又是丽塔·斯基特?”
“不是。”罗恩也跟赫敏一样想把报纸藏起来。
“写到我了是不是?”哈利问。
“不是。”罗恩以完全不可信的语调说。
但没等哈利提出要看那份报纸,礼堂那头斯莱特林桌子上的德拉科·马尔福就叫了起来。
“嘿,波特!波特!你的脑袋怎么样?你没事儿吧?不会朝我们发疯吧?”
马尔福手里也举着一份《预言家日报》。斯莱特林的学生们都在窃笑,扭过身看哈利的反应。