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第31章 第三の課題 The Third Task(20)_ハリー・ポッターと炎のゴブレット_ハリー・ポッター_日语阅读_日语学习网

时间: 2024-10-24    作者: destoon    进入日语论坛
核心提示:「ああ信じられないよクラムが後ろから忍び寄って音に気づいて振り返ったんだ。そしたら、クラムが僕に杖を向けて」セドリックが
(单词翻译:双击或拖选)

「ああ……信じられないよ……クラムが後ろから忍び寄って……音に気づいて振り返ったんだ。そしたら、クラムが僕に杖を向けて……」

セドリックが立ち上がった。まだ震ふるえている。セドリックとハリーはクラムを見下ろした。

「信じられない……クラムは大丈夫だと思ったのに」クラムを見つめながら、ハリーが言った。

「僕もだ」セドリックが言った。

「さっき、フラーの悲ひ鳴めいが聞こえた?」ハリーが聞いた。

「ああ」セドリックが言った。「クラムがフラーもやったと思うかい?」

「わからない」ハリーは考え込んだ。

「このままここに残して行こうか?」セドリックが呟つぶやいた。

「だめだ」ハリーが言った。「赤い火花を上げるべきだと思う。誰かが来てクラムを拾ってくれる……じゃないと、たぶんスクリュートに食われちゃう」

「当然の報いだ」セドリックが呟いた。しかし、それでも自分の杖つえを上げ、空中に赤い火花を打ち上げた。火花は空高く漂ただよい、クラムの倒れている場所を知らせた。

ハリーとセドリックは暗い中であたりを見回しながら、しばらく佇たたずんでいた。それからセドリックが口を開いた。

「さあ……そろそろ行こうか……」

「えっ? ああ……うん……そうだね……」

奇き妙みょうな瞬間しゅんかんだった。ハリーとセドリックは、ほんのしばらくだったが、クラムに対たい抗こうすることで手を組んでいた――いま、互いに競争相手だという事実が蘇よみがえってきた。二人とも無言で暗い道を歩いた。そしてハリーは左へ、セドリックは右へと分かれた。セドリックの足音はまもなく消えていった。


“真难以相信……我还以为他挺不错的呢。”哈利盯着克鲁姆说。
“我也是。”塞德里克说。
“你听到芙蓉的叫声了吗?”哈利问。
“听到了,”塞德里克说,“你认为克鲁姆也对她下了手吗?”
“我不知道。”哈利缓缓地说。
“把他留在这儿吗?”塞德里克小声问。
“不行,”哈利说,“我想我们应该发射红色火花,让人来把他弄走……要不然他可能会被炸尾螺吃掉。”
“他活该。”塞德里克嘟囔道,但他还是举起魔杖,向空中发射了一串红色火花。火花围在克鲁姆上空,标出了他所在的位置。
哈利和塞德里克在黑暗中站了一会儿,环顾着四周。然后,塞德里克说:“呃……我想我们还是继续走吧……”
“啊?”哈利说,“噢……对……对……”
这真是很奇怪的一刻。刚才因为克鲁姆的缘故,他和塞德里克暂时团结了起来——而现在他们是对手这一事实又回到了哈利的脑中。两人默默地走在黑暗的小路上,然后哈利拐向左边,塞德里克拐向右边。塞德里克的脚步声很快就消失了。
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