2014-07-28 作者の鴨長明は、鎌倉時代の歌人文人。本来は「かものなが...
2014-07-28 そもそも、一期(いちご)の月影かたぶきて、余算(よさん)...
2014-07-28 その所のさまを言はば、南に懸樋(かけひ)あり、岩を立て...
2014-07-28 ここに、六十(むそじ)の露消えがたに及びて、さらに末葉...
2014-07-28 わが身、父方の祖母(おほば)の家を伝へて、久しくかの所...
2014-07-28 すべて世の中のありにくく、わが身と住みかとの、はかなく...
2014-07-28 また、同じころかとよ、おびただしく大地震(おほなゐ)ふ...
2014-07-28 また、いとあはれなる事も侍りき。さりがたき妻(め)をと...
2014-07-28 前の年、かくの如く辛うじて暮れぬ。明くる年は立ち直るべ...
2014-07-28 また養和のころとか、久しくなりて覚えず、二年があひだ、...
2014-07-28 その時おのづからことの便りありて、津の国の今の京に至れ...
2014-07-28 また、治承四年水無月(みなづき)のころ、にはかに都遷(...
2014-07-28 また、治承(ぢしよう)四年卯月(うづき)のころ、中御門...
2014-07-28 予(われ)、ものの心を知れりしより、四十(よそぢ)あま...
2014-07-28 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀み...