2017-01-10 20、わびぬれば 今はた同じ難波(なには)なる 身をつくし...
2017-01-10 19、難波潟(なにはがた) みじかき芦(あし)のふしの間も...
2017-01-10 18、住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路(じ) ...
2017-01-10 17、ちはやぶる 神代(かみよ)も聞かず竜田川(たつたがわ...
2017-01-10 16、立ち別れ いなばの山の峰に生(お)ふる まつとし聞か...
2017-01-10 15、君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に雪は降...
2017-01-10 14、陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそ...
2017-01-10 13、筑波嶺(つくばね)の 峰より落つる男女川(みなのがは...
2017-01-10 12、天つ風 雲のかよひ路(じ) 吹きとぢよ をとめの姿 ...
2017-01-10 11、わたの原 八十島(やそしま)かけて 漕ぎいでぬと 人...
2017-01-10 10、これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも 逢...
2017-01-10 9、花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふるな...
2017-01-10 8、わが庵(いほ)は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と...
2017-01-10 7、天の原 ふりさけ見れば 春日(かすが)なる 三笠の山に...
2017-01-10 6、かささぎの 渡せる橋におく霜の 白きを見れば 夜ぞふけ...
2017-01-10 5、奥山に もみぢ踏みわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲し...
2017-01-10 4、田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪...
2017-01-10 3、あしびきの 山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜を ひと...
2017-01-10 2、春すぎて 夏来にけらし 白妙(しろたへ)の 衣ほすてふ...
2017-01-10 1、秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ わ...