2014-06-29 関白殿、黒戸(くろど)よりいでさせたまふとて、女房のひ...
2014-06-29 はしたなきものこと人を呼ぶに、われぞとてさし出(い)でた...
2014-06-29 二月(きさらぎ)つごもりごろに、風いたう吹きて空いみじ...
2014-06-29 (四) 「『ただ、この返りごとに従ひて、こかけをしふみし...
2014-06-29 (三) 皆寝て、つとめて、いととく局(つぼね)に下(お)...
2014-06-29 (二) いみじく憎みたまふに、いかなる文ならむと思へど、...
2014-06-29 (一) 頭の中将の、すずろなるそらごとを聞きて、いみじう...
2014-06-29 あかつきに帰らむ人は、装束などいみじううるはしう、烏帽子...
2014-06-29 虫は 鈴虫。ひぐらし。蝶(てふ)。松虫。きりぎりす。は...
2014-06-29 心ときめきするもの。雀(すずめ)の子飼ひ。ちご遊ばする...
2014-06-29 (三) また、物語するに、さしいでしてわれひとりさいまく...
2014-06-29 (二) ものうらやみし、身の上嘆き、人の上言ひ、つゆちり...
2014-06-29 (一) 憎きもの。急ぐことあるをりに来て長言(ながこと)...
2014-06-29 (三) 除目(ぢもく)に司(つかさ)得ぬ人の家。今年は必...
2014-06-29 (二) 児(ちご)の乳母(めのと)の、ただあからさまにと...
2014-06-29 (一) すさまじこもの。昼ほゆる犬。春の網代(あじろ)。...
2014-06-29 思はむ子を法師になしたらむこそ心苦しけれ。ただ木の端(...
2014-06-29 三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花の今咲き...
2014-06-29 春はあけぼの。やうやう白くなり行く、山ぎは少しあかりて...