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中国笑話集230

时间: 2019-06-17    进入日语论坛
核心提示:無一物笑府(江戸、須原屋板)   ある貧乏な先生、住込みの家庭教師の口にありついたが、下男をつれて行かなければならない。
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 無一物
 
                                                     笑府(江戸、須原屋板)  
 
 ある貧乏な先生、住込みの家庭教師の口にありついたが、下男をつれて行かなければならない。しかし下男を雇う金などないので、仕方なく女房を下男に仕立てて、つれて行った。
 さてその家に着き、食事をふるまわれた後、主人がいった。
「今夜は息子を先生といっしょにやすませましょう。下男のかたは別室で、拙宅の下男といっしょに寝ていただきます」
 先生はどうすることもできず、主人のいう通りにした。
 さて翌朝、息子が父親にいった。
「先生はよほど貧乏だとみえて、服の下はまるはだかで、何もつけておられませんでした」
 すると下男も主人にいった。
「つれてこられた下男もよほど貧乏だとみえて、服の下はやはりまるはだかで、おまけに一物さえもございませんでした」
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