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遠野物語拾遺17

时间: 2019-08-25    进入日语论坛
核心提示:一七 小友村字鷹巣の山奥では、沢の蕗《ふき》の葉にはことごとく小さな穴がある。昔どこかの御姫様が、逃げて来てこの山に隠れ
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 一七 小友村字鷹巣の山奥では、沢の蕗《ふき》の葉にはことごとく小さな穴がある。昔どこかの御姫様が、逃げて来てこの山に隠れたのを、懸想する男が家来を連れてその跡を尋ね、はるばるこの沢まで来たけれども、どうしても見つからなかった。そこで落胆して家来の者に向かい、いかにしてもわが思いを遂げることができぬのだろうかと言うと、まことにやむをえぬことだから、そこの蕗の葉で間に合わせたまえと答えた。それゆえに今でもこの沢の蕗の葉には、この通り小さな穴が明いているのだという。
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