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遠野物語拾遺120

时间: 2019-08-26    进入日语论坛
核心提示:一二〇 今は遠野町に住む政吉爺という土淵村の猟師が三十五、六の頃、琴畑の奥の小《こ》厚《あつ》楽《らく》というガロダチで
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 一二〇 今は遠野町に住む政吉爺という土淵村の猟師が三十五、六の頃、琴畑の奥の小《こ》厚《あつ》楽《らく》というガロダチで、岩の上に登ってシカオキを吹いていると、不意に後から何ものかに突き飛ばされた。しばらくは呼吸が止まり、そのまま身動きもできずに倒れていたが、ようやく這って皆のいる小屋まで帰ることができた。その時老人の話に、猟人はたびたびそんなことに出逢うものだ。必ず人に語るものではないとかたく戒められたということである。この辺は昔から山男や山女の通り道といわれている処である。
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