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撫で肩ときどき怒り肩121

时间: 2020-02-13    进入日语论坛
核心提示:巨体少女の恥じらいに思わず応援�女子腕柔道�毎週土曜日の夕方放送している「鶴ちゃんのプッツン5(ファイブ)」という番組の
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巨体少女の恥じらいに思わず応援�女子腕柔道�

毎週土曜日の夕方放送している「鶴ちゃんのプッツン5(ファイブ)」という番組の中に、「全国学校対抗 腕柔道女子大会」というコーナーがある。女子中学生や高校生が三人一組になって、テニスウエアに鉢巻きという姿で足をふんばって腕柔道(腕相撲)をする。五回戦勝ち抜くとサイパン旅行に行けるのだが、これがなかなか楽しい。
まず、彼女たちの姿を見ると第二次性徴って本当に個人差があるんだなあと思う。中学生から高校生というと六歳の差があるが、彼女たちが普段着で「笑っていいとも!」の年齢当てクイズに出たら、まず当てられない子が結構いる。
生まれて十四、五年しかたっていないのにすでにおばさんみたいな体型の女の子もいる。しかし見かけは巨漢のおばさんでも、片岡鶴太郎にからかわれると恥ずかしがってポッと赤くなったりしてかわいい。こういう子が出てくると絶対に逃さず、しつこく食い下がる鶴太郎は、勝手に「ジャイ子」などというわけのわからないあだなをつけ、かわいそうに彼女は五回戦勝ち抜く間、対戦相手からも「ジャイ子さん」と呼ばれていた。しかしそれにもめげず五回戦勝ち抜いたときに、大きな体で泣いちゃうところがまた中学生でかわいいのである。
もちろん彼女のような巨漢ばかりではなく、いかにも高校生といったポニーテールの元気な子もいるし、妙に色っぽくて風俗営業に今すぐ行ってもおかしくない子もいたりと、出場者の姿を見ているだけでも面白い。
この番組を観ていると、かつて「11PM」で放送していた「イレブン女相撲」を思い出す。最初はうちの親が何やらひわいなものを想像して、夫婦でこっそり楽しもうとしたらしいのだが、あまりに面白かったので私と弟を叩き起こして、一緒に観るようにと命令したのである。
いかにも経産婦といった体型のお母さんや、若さにものをいわせた元気のいいおねえさんが短パン姿でスタジオで必死に相撲をとっていた。優勝した人は次の場所でちゃんと堂々の横綱の土俵入りまでやった。おとうさんをはじめ一族郎党の大声援も雰囲気を盛り上げ、場内が異常な興奮に包まれる番組だった。ふだん私は「11PM」を観ることは許されなかったが、この女相撲の放送のときだけは観るのを許可されていた。私たちは「イレブン女相撲」が終わったとき本当にがっかりした。NHKでやっている本編の大相撲よりずっと面白かったし、観ていても心から応援したくなったものだ。
全国腕柔道女子大会でも、鶴太郎が背後から「パンツが見えそうです」だの「おっぱいを机の上にのっけてます」などといって、いたいけな女子高校生たちを恥ずかしがらせているのだが、いざ試合が始まってしまうとついマジになって応援してしまうようだ。試合中にパンツが見えようがブラジャーがずり上がろうが、やっぱりどちらの腕力が強いかが問題なのである。この番組もいつまで続くかわからないができるだけ頑張っていただき、いつまでも楽しませてもらいたい。
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