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世界昔ばなし185

时间: 2020-02-20    进入日语论坛
核心提示:●月の女神をほしがった巨人インドネシアは、大小一万三千の島じまに、一億数千万の人びとが住み、約三百の民族集団が、言語、習
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●月の女神をほしがった巨人

インドネシアは、大小一万三千の島じまに、一億数千万の人びとが住み、約三百の民族集団が、言語、習慣を異にする文化を営んでいます。したがって独立以来、「多様性の中の統一」、すなわちひとつの国、ひとつの民族、ひとつの言語(インドネシア語)を建国のスローガンにしています。
もっとも人口の多いのは、ジャワ人(四十五パーセント)、つぎにジャワ島西部のスンダ人で、それぞれ高い伝統文化を保持しています。
月食は、巨人が月をのみこんだとき起こると語り伝えられ、ウィスヌ神の矢に射られて地上に落ちた胴体は、作物の害虫と雑草になりますが、日食の話では、船形の木臼と杵になっています。一九八三年の皆既日食のときも、ジャワの農村では、木臼をついて、天界の巨人に胴体のありかを知らせる風景が見られたそうです。
月食と日食については、世界中にさまざまな言い伝えがあり、中国では竜、朝鮮では犬が太陽と月に挑む話になっています。インドネシアの話は、インドのものと類似しています。
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