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国宝壁画 传承子孙

时间: 2015-11-27    进入日语论坛
核心提示:衝撃の大きさは察するにあまりある。1949年1月27日の本紙大阪本社版は1面に「法隆寺金堂炎上」の横見出しを張った。「世
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衝撃の大きさは察するにあまりある。1949年1月27日の本紙大阪本社版は1面に「法隆寺金堂炎上」の横見出しを張った。「世界の文化的損失」と題する記事が、金堂の中の壁画の焼損を惜しんでいる。
察觉时,受到了巨大的冲击。1949年1月27日,本报大阪总部版在一整版版上刊登出《法隆寺金堂失火》的横标题。以《世界的文化损失》的报道,痛惜金堂之中壁画的烧毁。
 
「わが国上代絵画の最高峰」であるだけでなく、「古代絵画の一つの完全なサンプル」として世界史的な価値があった、と。同じ紙面の小欄も「いうべき言葉がない」。国宝中の国宝を失った落胆が伝わる。
文中写到,其不仅是“我国上一代会话的最高峰”,而且作为“古代绘画完整的一个样本”来说,还具有世界史的价值。在同一版面的本栏也写到,“没有词来形容这一损失”。传达出了失去国宝中的国宝的失落。
 
計12面の壁画は幸い戦前に撮影されており、色彩を奪われる前の写真を今も見られる。とりわけ傑作とされる「阿弥陀浄土図」。中央の如来の右に立つ観音菩薩(ぼさつ)が美しい。郵便切手の図案にもなったから、慈悲深そうなまなざしと丸顔をご記憶の方も多いのではないか。
万幸的是,总计12幅的壁画在战前已经被拍摄下来,让我们今天还能看到其失去颜色前的样子。尤其是被认为是杰作的《阿弥陀净土图》。站在中央的如来佛右边的观世音菩萨栩栩如生。因为曾经成为过邮票图样,所以很多人记得那张满脸慈悲的丰满脸庞。
 
『斑鳩(いかるが)の白い道のうえに』で知られる美術史家の上原和(かず)さんは炎上の前年に寺を訪れ、阿弥陀浄土図の実物を間近で見たという。なんという幸運か。中国敦煌(とんこう)の壁画との紛れもない関連が見て取れたと書いている。
以《斑鸠的白色道路》闻名的美术史学家上原和先生在壁画烧毁的前年参观过法隆寺,近距离见过阿弥陀净土图。这是何等的幸运啊。他写到,其与中国敦煌的壁画有着无可置疑的关系。
 
焼損した壁画は収蔵庫で保管されてきた。これらを初めて総合的に調査すると、法隆寺がおととい発表した。最新の科学を使って保存対策や美術史研究の進展に資することをめざす。将来、一般公開する可能性も検討するそうだ。
收藏库保存着烧毁的壁画。在第一次进行综合性的调查后,法隆寺于前天公布了这一消息。运用最新的科学技术,希望有助于保存方案以及美术史研究的推进。据说在未来,还将讨论向民众公开的可能性。
 
金堂炎上は、歴史遺産の大切さに戦後の日本人の目を向けさせた出発点だ。翌年、文化財保護法の施行。いわば身をもって「文化国家」への道を指し示した焼損壁画の持つ意義が、次代にしっかり伝わってほしい。
金堂焚毁,成为了战后日本人关注历史文化遗产重要性的出发点。在第二年,文化财产保护法开始实施。可以说,其希望将烧毁的壁画以自身遭遇指出通往“文化国度”道路的意义传达给下一代。
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