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自民建党 六十周年

时间: 2015-12-09    进入日语论坛
核心提示:独特な言葉遣いをする人だった。知ってか知らずか、「切磋琢磨(せっさたくま)する」を「せっさたくましくする」と言ったりして
(单词翻译:双击或拖选)
独特な言葉遣いをする人だった。知ってか知らずか、「切磋琢磨(せっさたくま)する」を「せっさたくましくする」と言ったりしていた。周囲はそれを愛嬌(あいきょう)と受け取り、とがめなかった。ロッキード事件で有罪が確定した後も政治活動を続けた故佐藤孝行(こうこう)氏である。
他使用的词语非常有特色。不知你是否知道,他念错过很多词,例如将“切磋琢磨”(せっさたくまくする)搓捻成“せっさたまくする”。但周围的人都对他非常宽容,没有指责他。他就是已故的佐藤孝行先生,在洛克希德事件中判定有罪后仍从事政治活动。
 
90年代初頭に自民党総務会長を務めた頃、「思想統一」という言葉をよく口にしていた。独裁政権下の恐怖政治を連想しそうになるが、佐藤氏は水面下での合意作りというほどの意味で使っていた。
在90年代担任自民党总务会长时,他经常把“思想统一”这个词挂在嘴边。虽然让人容易联想到独裁政权之下的恐怖政治,但是佐藤基本上用的是其在水面下开展合作这一意思。
 
政治改革が焦点だった時代だ。小選挙区制に懐疑的な佐藤氏は「守旧派」と呼ばれた。「改革派」の若手議員と激しいもみ合いを演じた大詰めの場面が記憶に残る。思想統一はついに成らず、自民党は分裂し、下野。55年体制は終わった。
在那个时代,政治改革是人们关注的焦点。对小选区制度抱有怀疑的佐藤氏被称为“守旧派”。他曾经和“改革派”的年轻议员发生了激烈的冲突,那一场面令人印象深刻。最终,思想统一没有实现,自民党分裂了,他也下野了。55年体制结束了。
 
これを裏返せば、統一を試みなければ屋台骨が揺らぐほど、過去の党内には多様な考えが併存していたということだ。時は移った。今、「この道しかない」の掛け声の下、対抗する思想どころか、雑音すらたいして聞こえてこなくなった。
回过头去看,越是没有尝试统一,顶梁柱就会晃得越厉害。在过去的自民党存在着各种思想。时过境迁。今天,在“只有这条路”的呼声下,不要说对抗的思想了,连杂音都没有一丝。
 
「大局的に見ると、自民党は結党以来60年にして最も危険な段階に入ってきたんじゃないか」。共産党の不破哲三前議長が先の会見で語った。日本が危ういだけでなく、幅の広さを失った自民党自身も大丈夫なのか、という二重の指摘だ。
“从大局来看,自民党陷入了成立60年以来最大的危机中。”在先前的记者会上,前日本共共产党总书记不破哲三如此说到。不仅日本陷于危机中,失去容人之量的自民党自身也是问题重重,这是他说这话的双重含义。
 
あす結党60年の記念式典がある。党総裁たる首相への権力集中が極まる感もあるが、過ぎたるはなお及ばざるがごとし。そういえば佐藤氏の持論の一つに「腹八分目」があった。
明天将举行自民党成立60周年的纪念大会。权力高度集中在党总裁,即首相的手中,过犹不及,我不禁有此感慨。如此说来,佐藤曾有这么一个主张,即“吃饭八分饱”。
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