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大学学费 引发差距

时间: 2016-01-05    进入日语论坛
核心提示:いかにも愚問であった。北欧フィンランドで大企業を辞めて会社を起こした人への取材中。子どもが10人いるというので、「事業に
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いかにも愚問であった。北欧フィンランドで大企業を辞めて会社を起こした人への取材中。子どもが10人いるというので、「事業に失敗したら教育費はどうしよう、と心配になりませんか」とたずねた。向こうはきょとんとしている。
 
那是多么愚蠢的问题啊。在采访北欧国家芬兰某位从大公司辞职自己创业的人之时,提出了这个问题。因为他有10个小孩,所以问他,“一旦事业失败,那么教育费用怎么办?你不担心吗?”对方对此大吃一惊。
 
かの国では教育は大学まですべて無料、大学生の生活費まで出るのだ。出産の時には「育児小包」なる箱が届いて、肌着から防寒着までそろう。子どもは社会で面倒を見るとの考え方が確立している。
 
在那个国家,直到大学,教育都是免费的,连大学生的生活费都会补贴。在婴儿出生之时,政府会送上称为“育儿小包”的箱子。从内衣到防寒衣物,应有尽有。儿童由社会照看的观点正在确立。
 
そんな話を思い出したのは、国立大学の授業料が16年後に年93万円まで値上がりするかも、との試算を紙面で読んだからだ。20万円もしなかった1980年代初めは遠い昔。北欧の高い税負担を割り引いても、彼我の差にため息が出る。
 
之所以想起这则故事,是因为在报纸上看到国立大学的学费在16年后将涨到93万日元的预估。在遥远的1980年代,学费只有20万日元。即便北欧的高赋税降低了分数,但面对彼此之间的差距,仍令人沮丧。
 
我が国で所得格差が教育格差に転じていると言われて久しい。4年制大学の進学率は親の年収が1千万円を超えると62%なのに、400万円以下では31%にとどまるとの調査もある。私立中学や塾に行かせられるか否かも大きいのだろう。
 
在我国,收入差距正在转换为教育差距,这种说法已经流行很久了。有调查表明,四年制大学的升学率方面,在父母年收入超过一千万日元的孩子间是62%,而400万日元以下则降到了31%。是否能去私立中学和私塾学习有着很大的关联。
 
「教育を受ければ、もっと社会に貢献できる子がいる。もったいなくないでしょうか」と、NPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子さんは言う。高校や大学の受験に向けて学習支援をしているのはそのためだ。学生や社会人がボランティアで教える。
 
“如果接受了教育,那么有的孩子能为社会做出更多的贡献。这不是非常可惜吗?”,NPO法人“キッズドア”(儿童之门)理事长渡边由美子说到。该组织为参加高中、大学考试的考生提供支援也是出于这个目的。学生和社会人士以自愿者身份参加教导。
 
日本でも、子どもたちへの「小包」が要る。詰めるのは、学ぶ場、困難を抱える親への支援、無償の奨学金などか。もちろん、お金はかかる。でも、そんなバラマキなら悪くない。
 
在日本,也需要发给孩子的“小包”。而里面要装的则是学习场所、对身处窘境的父母的支援以及无偿的奖学金之类吧。当然,这些都是要花钱的。但是,如果财政这样使用,也是绝对值得的。
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