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立宪主义 不容忽视

时间: 2016-01-05    进入日语论坛
核心提示:その新刊広告は、今の新聞なら1面トップにあたる位置に載っている。美濃部達吉と並び称された憲法学者、佐々木惣一の『立憲非立
(单词翻译:双击或拖选)
その新刊広告は、今の新聞なら1面トップにあたる位置に載っている。美濃部達吉と並び称された憲法学者、佐々木惣一の『立憲非立憲』が発売されたのは1918年。当時の本紙を見ると、版元は「国民の必読すべき良著なり」とうたっている。
 
这个新书广告,要是放在当今的报纸上,必定会占用一整个版面。1918年,与美浓部达吉并称的宪法学者佐佐木惣一先生的著作《立宪非立宪》出版了。看了当时的本报,出版社宣称“这是国民必读的好书。”
 
佐々木は著書の冒頭で断言する。立憲主義は「現今世界文明国の政治上の大則」である、と。権力は憲法によって制限されなければならないという思想が、当然のこととして扱われている。思えば戦前の政党は、政友会も民政党も「立憲」の2文字を冠していたのだった。
 
佐佐木在著作的开头断言说,立宪主义是“当今世界文明国度政治方面的根本原则。”必须通过宪法限制权力的思想,被认为是理所当然的事情。回想起来,战前无论是政友会还是民政党,都以“立宪”为招牌。
 
普通の人々も聞き慣れていたはずのこの言葉。戦後は忘れられたとも指摘された。確かに民主主義の語が脚光を浴びたのに比べて目立たなかった。2000年以降に国会での憲法論議が本格化しても、立憲主義はなかなか人々に浸透しなかった。
 
这个词,普通人应该已经听惯了吧。但有人指出,在战后却被忘光了。确实,与沐浴在聚光灯之下的民主主义这个词相比,它并不显著。2000年以来,国会的宪法讨论正式固定了下来,但立宪主义却没有深入人心。
 
安倍首相が返り咲いてからの知名度の急上昇は、ご案内の通りである。集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈の強引な変更は、立憲主義を壊す行為だと多くの人が受け止めたのも無理はない。
 
正如大家知道的那样,安倍首相梅开二度后其知名度急剧上升。而围绕行使集体自卫权宪法解释的强行变更,大多数人认为这是破坏立宪主义的行为,所以宣扬立宪主义也并非不可能。
 
安保関連法が成立しても憲法違反は憲法違反。そう考える学者の会やママの会、学生団体SEALDs(シールズ)などの有志が「市民連合」を結成し、きのう記者会見した。来年の参院選に向け、法の廃止や立憲主義の回復で一致する野党候補を支援するという。
 
即便安保关联法通过,但宪法违反归根到底还是宪法违反。持这种思想的学者之会、妈妈之会、学生团体SEALDs等有志团体团结起来建立了“市民联合”,并在昨天举行了记者会。以明年的参议院选举为目标,支持同意废除法律和回复立宪主义的在野党候选人。
 
右か左かでなく、保守か革新かでもない。立憲か、非立憲か。佐々木の著書から100年近く、再び鮮明になってきた対抗軸である。
既非右非左,也非保守非革新。这是立宪还是非立宪的问题。距佐佐木先生的著作出版近100年之际,立宪主义再度成为对抗的核心。
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