返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 天声人语 » 正文

天皇皇后 战争反思

时间: 2016-01-05    进入日语论坛
核心提示:神奈川の三浦半島に「戦没船員の碑」がある。戦時中、多くの民間船が軍に徴用されて敵に沈められた。44年前、激しい雨の中での
(单词翻译:双击或拖选)
神奈川の三浦半島に「戦没船員の碑」がある。戦時中、多くの民間船が軍に徴用されて敵に沈められた。44年前、激しい雨の中での除幕式に、当時は皇太子ご夫妻だった天皇、皇后両陛下の姿があった。
 
神奈川的三浦半岛有一座“战死船员之碑”。战时,很多民用船只被军队征用,并被敌方所击沉。44年前举行揭幕式时,天上下着大雨,还是皇太子、太子妃的天皇夫妇也参加了。
 
美智子さまは歌を詠まれた。〈かく濡(ぬ)れて遺族らと祈る更(さら)にさらにひたぬれて君ら逝(ゆ)き給(たま)ひしか〉。父母や妻子の名を呼びながら海に消えた人々への、痛切な哀悼がにじむ。同じ心痛を、天皇も分かち持たれていると知った。
 
美智子殿下吟诵了一句诗,“雨中,与遗属一起祈祷,愿逝去的他们能够安息”。他们叫着父母、妻子的名字消逝在大洋之中,诗句中充满了对其的哀思。想必天皇也怀着相同的心情吧。
 
82歳の誕生日を前に、民間の船員への思いを切々と述べられた。「輸送船を守るべき軍艦などもない状況下でも輸送業務に携わらなければならなかった船員の気持ちを本当に痛ましく思います」。犠牲者は6万人を超す。
 
在82岁生日的前夕,天皇又亲自讲述对民间船员的哀思。“运输船在没有军舰护航的情况下执行运输任务,我非常了解当时船员们的心情。”遇难者超过了6万人。
 
戦後70年だった今年を、「様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年」と振り返られた。そして「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが、日本の将来にとって極めて大切なことと思います」。うなずいた方は多かろう。
 
天皇值此战后70年之际回顾说,要把这一年当做“从各方面思考先前那场战争的一年”,并且“充分了解战争,并进行深刻的反思对于日本的未来十分重要。”想必对此表示认同的人有很多吧。
 
両陛下は年明けに、先の戦争で激戦地となったフィリピンを訪問する。その戦場で死線をさまよった作家の大岡昇平は今日が命日だ。代表作の一つ『野火』の名高い一節が胸に浮かぶ。「戦争を知らない人間は、半分は子供である」。
 
天皇夫妇将在新年访问曾是激战地的菲律宾。今天是作家大冈升平先生的忌日,他在这一战场上几经生死。其著名的代表作《野火》中的一节浮现了在我的脑海之中。“不知道战争的人啊,有一半是孩子”。
 
戦後生まれの「半分子供」が、人口の8割を占める時代になった。不戦の歳月の賜(たまもの)だが、戦争を知らないことを知らなければ人は危ない。軽く見がちになる。学ぶ努力。考える姿勢。陛下の言葉を胸底にたたみたい。
 
战后出生的“一半孩子”在现在已经占到人口的80%。和平的岁月是上苍的恩赐,但不知道战争残酷的人却意味着危险。因为他们常常容易轻视战争。努力学习。用心思考。希望将陛下的话牢记心中。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(1)
100%
踩一下
(0)
0%