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寒冬满月 秀色诱人

时间: 2016-01-05    进入日语论坛
核心提示:冬の月は季節はずれで、見上げる人もないと徒然草にある。確かに月見といえば秋。もっとも兼好法師はこうも書く。「もののあはれ
(单词翻译:双击或拖选)
冬の月は季節はずれで、見上げる人もないと徒然草にある。確かに月見といえば秋。もっとも兼好法師はこうも書く。「もののあはれは秋」と人はいうけれど、冬の景色もまた決して秋に劣らない、と。
 
《徒然草》上写到,冬月不合适宜,也没有人去看。确实,说起赏月,人们第一时间想起的就是秋天。而且,兼好法师也是这么写的。虽说“秋日万物惹人怜”,但也有人觉得冬天的景色也丝毫不逊色于秋天。
 
先日のクリスマスはどうだったろうか。今年最後の満月となった。25日の夜に満月が見られたのは実に38年ぶりという。次回は2034年というから貴重だった。季節はずれなどと背を向けず、天空を仰ぎ見た方も多かっただろう。
 
前些日子的圣诞节过得怎么样?那是今年最后的满月了。实际上,上一次在25日晚上出现满月是在38年前。下一次则是在2034年,所以非常少见。想必有很多人不避季节差别,抬头仰望天空吧。
 
当方あいにく機を逸したので、一日遅れの対面を試みた。凜(りん)として美しかった。満月だけを見ればいいというものではないとは、これまた徒然草の名高い一節。李白の「静夜思(せいやし)」も浮かぶ。寝台の前にさす月光を見て、地上におりた霜かと疑う名詩だ。
 
而我因为错过了这次难能可贵的机会,所以看了晚一天的月亮。天上的明月有种凛然之感,非常美丽。“月亮并非满月才可观”,这也是《徒然草》上非常著名的一段话。我还想起了李白的《静夜思》。床前明月光,疑是地上霜,不愧为千古名句。
 
寒月に誘われ、『月の魔力』という、やや古い本を手に取った。米国の医学博士の研究で、潮の干満を起こす月の引力が人の行動や感情にも影響するという。例えば満月の頃は人の攻撃性が増し、暴行事件が多発する。本当なら驚きだ。
 
为寒月所吸引,我翻开了《月之魔力》这本稍显陈旧的书。根据美国医学博士的研究,引起潮汐的月球引力,对人的行为和感情也有着影响。比如,满月会增大人们的攻击性,致使暴力事件多发。如果这是真的,那可不得了。
 
逆に半月の頃は緊張が解け、不注意による交通事故が多いという分析が日本にあるとも聞く。新月、三日月、上弦の月……。満ち欠けに連れ、謎めいた何らかの力を地上に及ぼしているのだろうか。
 
相反的,半月的时候人们会放松身心,由此导致交通事故增多的分析在日本也有所耳闻。新月、三日月(月牙)、上弦月……。伴随着月盈月亏而发生的神秘力量或许正在影响着大地的一切吧。
 
月への視線は様々だ。大きすぎ熱すぎる太陽に比べ、月は何とつつましく清冽(せいれつ)で懐かしいか。編集工学者の松岡正剛(せいごう)さんはそう見立て、月を擁護する。「太陽は野暮(やぼ)、月は粋」と。凍(い)てつく夜空にかかる月はまさに粋だ。
人们看待月亮的目光也是各种各样。与过大过热的太阳相比,月亮总有一种清冷之感,令人怀念。编辑学着松冈正刚先生也是这般认为,并非常喜欢月亮,“羲和狂野,望舒洁然”。挂于寒空的明月不就是这样吗?
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