打开奈良东大寺的主页,阅读了建立期的历史。圣武天皇在建造大佛时,曾写信向全体臣民呼吁支持。他写到,如果你们对此赞同,那么我希望你们带“一棵草、一培土”来。
ふつうの人々の協力とつながりで大きな事業を成し遂げる。この聖武の考えと、自分たちの志が一致した。奈良県大和郡山市で野球のグラブ工房を営む梅原伸宏さん(51)は、そう考えている。26日、大仏の右手に合わせた高さ3・6メートルの巨大なグラブを東大寺に奉納した。
依靠普通人的帮助和联系做成伟大的事业。这位圣武天皇的想法与我们的意志是一致的。在奈良县大和郡,经营棒球手套作坊的梅原伸宏先生(51岁)是这么想的。26日,他向东大寺奉上了能待在大佛右手的高达3.6米的巨大手套。
東日本大震災後、用具を失った被災地の球児らにグラブやボールを届ける活動を続けてきた。本業を通じ、野球部を指導する先生方の知己が各地に多かった。これを生かし、中古グラブなどの寄付を募った。プロ球団からの寄贈もあった。
东日本大地震后,他坚持举行向失去棒球用具的灾区球童送去手套和球的活动。通过其本职工作,在各地认识了很多指导棒球部的教练朋友。他将这些人脉关系予以活跃,征集可以作为捐赠的旧手套。还有专业球队送来的捐赠品。
去年、被災地の中学の先生から相談を受けた。まだ仮設住宅から通学する子も多いのに震災の記憶は風化しつつある。何かできないか。ならばと、「大仏グラブ」のプロジェクトをスタートさせた。
去年,他和灾区中学的老师有过一番谈话。还有很多上学的孩子住在临时板房,但有关地震的记忆却在逐渐淡去。对此,能不能做些什么呢?那么,就开始给大佛做手套吧。
材料の牛革を野球少年らが一針一針縫っていく。参加者は2千人以上に。慰霊と復興祈願の法要を重ねる東大寺も協力を惜しまなかった。「一枝の草……」の現代版と理解されたのでは、と梅原さんは言う。
棒球少年们一针一线缝制着做手套的牛皮。参加者超过了2千。不断进行慰灵和复兴祈祷法师的东大寺也不吝帮助。如果能被当做“一棵草……”的现代版理解的话……,梅原先生如是说。
グラブは来年1月9日まで大仏殿に置かれ、3月11日からは福島県いわき市で展示される。「みんな、大仏グラブで夢をつかもう」。そこには同時に「震災を忘れないで」というメッセージも込められている。
在明年1月9日前面,手套将一直放在大佛殿中,从3月11日起,将在福岛县磐城市进行展示。“大家,用大佛手套抓住梦想吧。”与其同时,也包含着“不忘震灾”的信息。