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绊脚之石 重创夏普

时间: 2016-02-14    进入日语论坛
核心提示:白黒テレビが家庭にやってきたときの感慨を記した文章は少なくない。作家の林望(はやしのぞむ)氏が隣家に「貰(もら)いテレビ
(单词翻译:双击或拖选)
白黒テレビが家庭にやってきたときの感慨を記した文章は少なくない。作家の林望(はやしのぞむ)氏が隣家に「貰(もら)いテレビ」に行かなくてよくなったのは、昭和30年代前半の小学生の頃。工事に来た電気屋さんも一緒に祝杯をあげ、ご馳走(ちそう)を食べた。
 
记下黑白电视机来到家里时的感慨的文章有很多。作家林望氏不用常去邻居家“蹭电视看”是在昭和30年前叶,也就是他读小学的时候。和因安装而来的电工一同举杯进行庆祝,并给予款待。
 
初期は米国の番組が多く、小さな画面が異文化を伝えた。「テレビを床の間に置く家が珍しくなかった……それまで見たこともなかった世界がのぞけるというそれだけで、もう神様だった」と書いたのは作家の故永倉万治(ながくらまんじ)氏だ。
 
在电视初兴期,很多节目都是美国的,小小的画面传播着异国的文化。“很少有家庭直接将电视机直接放在地板上……因为从中能看到前所未见的世界,所以将其当做神一般供起来”,已故作家永仓万治先生写过这样一段话。
 
テレビが真ん中にあったのは、作る側の家電業界も同じだった。かつてのブラウン管テレビは、米国向け輸出の主力商品だった。薄型テレビの時代になると、商機とばかりメーカーが競い合って製品を送り出した。
 
电视机的极盛时,也是家电制造行业的黄金时期。曾经的显像管电视是出口美国的主力商品。到了超薄电视机时代,厂商普遍认为这是商机,于是展开竞争,生产出自己的产品。
 
今思えばテレビにこだわりすぎたのかもしれない。シャープはその最たるもので、国産の高品質モデルで勝負をかけ一世を風靡(ふうび)した。しかし、それが躓(つまず)きの石になる。デジタル技術の進歩でテレビは、部品を集めれば簡単に作れる存在に変わってしまった。
 
现今回想起来,或许那时太过执迷于电视机了。夏普就是典型之一,以国产高品质电视为主打从诸多厂商中脱颖而出,风靡全世界。但是,这也成为其继续发展的阻碍。因为数码技术的进步,电视机的制作变得非常简单,只要组装起零件就可以了。
 
世界の市場で日本の家電は中韓勢に押され、シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入る案が有力になった。「海外に技術が流出する」と心配する声もあると聞く。そんなにすごい物があるなら、なぜここまで傾いたのだろう。
 
在世界市场上,日本家电被中韩厂商压制,夏普被台湾鸿海精密工业收购几成事实。有人担心“技术会流向海外”。如果真是这么了不起的东西,那么为何会走到这一步?
 
多くの家でテレビは今も大きな顔で座っているが、さていつまで続くか。スマホだって将来は分からない。技術の進歩も人々の好みも立ち止まってはくれない。経営の厳しさである。
 
电视至今仍在诸多家庭中占有一席之地,但究竟能持续到什么时候呢?即便是智能手机,其前路也不可知。无论是技术的进步还是人们的爱好都不会止步。经营面临着严峻的考验。
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