传染病中,既有老面孔也有新加入的。霍乱没有黑死病那么历史悠久。它是印度•孟加拉国一代的地区疾病,但19世纪后蔓延到了全世界。
近代文明がもたらした交通の発達に便乗したそうだ。立川昭二著『病気の社会史』を読むと、拡散する勢いは恐ろしい。「故郷」を出て何年かでアジアや中東域に広まった。日本にも上陸している。その後欧州に伝わり、大西洋を越えて米大陸へ。20年ほどで地球をなめ尽くしたとされる。
据说其之所以蔓延如此之快是搭了近代文明带来的发达交通的顺风车。我读了立川昭二所写得《疾病的社会史》后得知其扩散的态势是非常恐怖的。它从“老家”出来后,没花几年就蔓延到了亚洲和中东地区。日本也未能幸免于难。此后其传到了欧洲,越过大西洋来到了美洲大陆。在20多年内席卷全球。
古来、人の移動とともに伝染病は世界に散らばった。今や19世紀の昔より地球はずっと狭い。病原体はいつどこへ飛び火しても不思議はない。そうした中へ、聞き慣れぬウイルスの登場である。
自古以来,伴随着人类的迁徙,传染病扩散到了全世界。现在相比19世纪,地球一直在变小。病原体无论在何时出现在何地都不足为奇。并且在这过程之中,还出现了闻所未闻的病毒。
ブラジルを中心に、南米と中米で「ジカ熱」が急速に広がっている。世界保健機関は緊急事態を宣言した。症状は軽いが、妊婦がジカウイルスに感染した場合、小頭症の子が生まれる可能性が指摘されている。
以巴西为中心,“塞卡热”急剧在南部和中部美洲扩散。世卫机构宣布进入紧急状态。该组织支出,虽然症状颇轻,但如果孕妇感染这一病毒,那么就有可能生出患有小头症的病孩。
「ネッタイシマカとの戦争を開始しなくてはならない」とブラジル大統領はツイッターで宣言した。デング熱なども運ぶ怖い刺客である。国民の健康はむろんだが、この夏の五輪では世界から人々を迎える。「戦争」とは大仰ならぬ決意表明だろう。
巴西总统在微博上疾呼,“必须同热带蚊虫开战”。它们也是传播登革热的恐怖刺客。国民的健康自不必说,在这个夏天,巴西还将举行夏季奥运会,迎接来自全世界的客人。用“战争”一词来表明决心,并不夸大。
ジカウイルスは1947年にアフリカの猿から見つかり5年後に人への感染が確認された。今後1年で300万から400万人が感染する恐れもあるそうだ。日本にとっても「地球の裏側の火事」ではない。
1947年,人们在非洲的猴子身上发现了塞卡病毒,5年后确认人类受到感染。据说,在今后1年内有大约300万至400万人感染的可能。对于日本而言,“决不能因为是他人之事而置之不理”。